山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

選べない〜!

日曜日は、お出かけ。

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目的は、テント泊装備(シュラフ、マット、ザック)のリサーチです。 

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やってきたのは、神保町。改めて見るとやはり本屋さんが多い。もちろん自分はアウトドア用品店へ直行!

前回の八ヶ岳でのテント泊講習で、装備をレンタルしたのですが、次のようなことが気になりました。

■ザック

グレゴリーのDiva (60ℓ)を使ってみましたが、身体に合わないらしく腰ベルトのあたりが当たって痛い。(割と気に入っていたの残念)荷物を入れたら余計なものは無いはずなのに、パンパン。ヘルメットやハーネスを入れるスペースが足りない。ましてや冬のこと考えたら全然容量足りない。

シュラフ

ナンガのUDD BAG 450DX(3シーズンモデル)を使ってみましたが、夜気温が0度近くなったので、思ったよりも寒い。着れるもの全部着て、足はザックの中に入れたのですが。

■マット

モンベルのU.L.コンフォートシステムパッド120は、悪くはないですが、もう少し軽量化できるかも?

そんなわけで、お店の店員さんから情報収集。

シュラフ

体感温度は個人差が大きい。テントに泊まっている人数や天候でも変わってくるので、そこの判断の加減が難しいとのこと。

②マット:

サーマレスト、Nemoなど軽いものがある。軽さを追求しすぎると今度は寒さが気になるそうです。

③ザック:

1. 可能なら夏と冬でザックを変えたほうがよい。

2. グレゴリーの腰ベルトが合わないといわれ、普段はオスプレイをつかっていると話すと、夏の縦走に向いているエーリエルAG(65ℓ)と冬の縦走でも使えるゼナ(85ℓ)を紹介してくれた。友人は、ブラックダイヤモンドのミッションを使っている話をしたら、そちらも見せてもらった。オスプレイが身体にはあっているとのこと。

情報を集めたものの、次のテント泊の予定がまだ立たないので、すごく急ぐ必要もなく、多分行くとしたら8月なので、何一つ決められず・・・。

どうしようかな?

水無月で快晴だけど・・・

近所歩いていたら色とりどりの紫陽花が。

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6月ですね。梅雨入りしたけど、

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良い天気のこの週末。北アルプスの山に登るチャンスがありましたが、やめました。

4月に入院した身内が、ようやくこの前退院したから。今時ガンの手術でも1週間位で退院するから、本当に長かった。

でも、残念ながら、それでメデタシメデタシと言う訳にはいかない。まだしばらく自宅療養。登山でいうなら登頂は成功したけど、まだ下山のリスクを見据え行動しないといけない状態。ここからが勝負だ!

退院後初めての診察に同行しましたが、治療法は確立しているものの、難しい病だから、複数の科にかからなければならず1日仕事。健康な私でも疲れるから、病人本人はさぞしんどいと思う。

薬の副作用、食事への配慮とか、考慮すべきことが多くあり、それを気にし始めると、家族としても、かなりしんどいし気が遠くなる。

大好きな山とクライミングも、家族の体調と回復具合とバランス取りつつ、しばらくは続けるしかない。

だからこの週末は遠出せず、久々にインドアでクライミング

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出来ることから少しずつ。進めます。

地域色?!

この前のテント泊講習で、登山計画書(登山届)の話が出てきました。その時いただいたのが長野県のもの(写真)。

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裏面はルート図(写真)がある。

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ガイド登山の場合は、届はガイドさんにお任せだから自分で書くことはない。

でも、例えば、1人で行くことがある神奈川県の丹沢山塊で、塔ノ岳登る時には、当然出す。こうやって改めて見ると、長野県の方がより細かい印象を受ける。まあ日本を代表する山々が多い地域だから当然といえばそうだ。それぞれのエリアで特色があるようです。

今はCompassというインターネットのサイトでも登山計画書(届)は出せるから便利な世の中です。 

媒体が、紙であれネットであれ、登山の前には出すようにしたいものです。

実践テント泊@八ヶ岳(その2)

<Day 2>

夜中に1回目が覚めテントの外へ。聞こえるのは沢の音だけ。夜空には星が。下界の喧騒を忘れることのできる静寂が辺りを包む。

まだ0時回ったところなので、もう一度シュラフへ。うつらうつらして3:45起床。

朝から食欲旺盛。手作りのベーグルを頬張り、スープをすする。今度はバーナーでお湯を沸かす。寒いから昨夜沸かしたお湯だけでは、この日乗り切れないから。

その後、最低限の装備をザックに入れ、残りの荷物はテントにデポ。5:00に小屋前に集合し、5:10に歩き出す。

ジョーゴ沢を過ぎ、

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雪の残る登山道を進んで、6:50には赤岩の頭との分岐に到着。この辺りは雪が残ってました。

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赤岳と阿弥陀岳を望む。いつまでも見てて飽きない。来シーズンは冬の赤岳にも登りたいな。またこれからも何度も八ヶ岳通うんだろうな。

目指す硫黄岳の山頂方面は、あまりというか雪はほとんどない。

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10分ほど休んで歩き出す。

7:24に山頂到着。硫黄岳の爆裂火口をはっきり見たのは今回初めて。以前はガスっていた。

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4年ぶりの山頂。あれから多くの山に登ったけど、まだまだ知らないことも多い。今シーズンは、テント始めたから、また世界が広がってよかったなとしみじみ思う。

7:40頃下山開始。9:15には鉱泉へ。

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テントを撤収しコーヒー飲んでから、10:35頃出発。あっという間にテント泊講習終わっちゃいました。今度はいつ山行けるかな?

★総括

初めてのベースキャンプ型テント泊は、大きな問題もなく、仲間と料理作ったり、いただいたワインに手作りのオレンジピール入れてホットワインにしたりと、なかなか小屋泊では出来ないことを楽しめました。ますますテント泊好きになりました。道具揃えて、またどこか行きたいなあ。

 

実践テント泊@八ヶ岳(その1)

2ヶ月半ぶりにテント泊装備を持ち八ヶ岳へ。

<Day 1>

必要な荷物をパッキングし終わったら2:30am。

寝不足ですが、初日は赤岳鉱泉に行くだけで危険箇所もないので、5時過ぎにとりあえず起き、新宿へ向かう。八ヶ岳開山祭の影響か?乗り込んだあずさ1号は激混み。指定席切符が全て売切れ。

茅野で下車する登山者も多く、美濃戸口行きのバス停で、またしても知人にばったり。(前回は阿弥陀岳の山頂でもそんな事ありました。)

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ガイドさんや他の講習生らと美濃戸口に集合。食料や共同装備を分担しザックに投入。今回の荷物を測ってみると14.6kg。テント、シュラフ、マットの重さ分だけ前回よりも増えてる。あとは水が少し多めなせいもある。冬だとこれにアイゼン、ピッケルなど登攀道具も入れるから、これくらいでへこたれる訳にはいかない。

10:40頃出発。  ハルゼミが鳴いてる。

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イスクライミングでこの冬6回も通った道も新緑の季節。すっかり変わりました。美濃戸山荘を経て、1時前に堰堤で休憩。

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それからまた沢沿いを歩き始める。30分ほどで大同心が見えてきました。山肌の雪は消えてるようで登山道からはほとんど見えません。

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14:02 に鉱泉に到着。何度も登ったアイスキャンディーも溶けてこの通り。

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1人でテントを難なく設営。予行演習の成果あり!

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それからガイドさん用意して下さったベリーのお茶を飲みながら山の行動計画の立て方などの講習(翌日硫黄岳のぼるんで)

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5時から夕飯の準備。メニューは鶏レモンつくね鍋。完成はこんな感じ。美味しい〜!

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女性ガイドさんならではなのか、この講習毎回食事に凝ってます。素敵すぎます。なのでレシピちゃんと聞いて帰りました。

ワイン飲みながら仲間と時間過ごす。赤岳鉱泉のご主人からの差し入れは、あっという間に空っぽ!

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翌朝早いので、日暮れとともにテントに戻る。

慣れないシュラフに滑り込み、就寝! 

お試し続行!

テント泊の道具ですが、心優しい方々からアドバイスを沢山頂きました。

いつもは即決即断の私も今回はそうもいかず。

結局、次の講習もレンタル続行。

といっても申し込んだら「どこの何々がいい」という製品を指定する権利はありません。

届いた宅配便の中身は次の通り。

シュラフ:

ナンガ

UDD450(袋に入れて850g)

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広げるとこんな感じ。

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②マット:

モンベル

U.L.コンフォートシステムパッド120cm

(同じく袋に入れたら450g。表示重量と違うのは何故だろう?)

因みに、レンタル品は、最新版じゃない。でもお試しなので気にしない。

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こんな風にたためます。

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畳んだ最終形。

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 シュラフとマットの2つを袋に入れて並べるとこんな感じ。総重量1,300gです。

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あとは実践あるのみですねえ。使ってみないとモノの良し悪しは、わかりませんから。

それからまた何を買うかを更に考えようっと。

塩分補給!

今日も暑かったですね〜。

暑さといえば、山で汗をかくと、塩分たっぷりの食べ物がすごく恋しくなります。

例えばラーメン。

基本大好きです。

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写真は4月に富山の「つくし」で食べたもの。

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あのミシュランガイドにも載ってる。

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美味しかったです。

普段は、ハズレのラーメンを食べてガッカリしたくないので、知らないお店でラーメンを全く食べません。

でも、たまには下山後に、美味しいラーメン食べたい。

各地の美味しいラーメン屋情報求む!