山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

盛りすぎ?!

気づけば11月。今年も2ヶ月切りました。

山とクライミングライフでは、やりたい事を片っ端からチャレンジして、大満足の2017年ですが、ここに来て少々疲れが・・・。

遊び以外でも、年内にすべき事が気づけば溜まってる。まずい・・・。

そういえば、初夏のスタバでこんなの注文したなあ。

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その名も・・・

「チョコレートケーキ トップ フラペチーノ with 抹茶」

「盛りすぎ」&「欲張りすぎ」感がハンパない。

今年の私は、これと一緒かなあ?

憧れの剱岳には、2回も登り、クライミングはリードに執着。冬はアイス・クライミングを、初夏から楽しいテント泊も始めた。

世界が広がり楽しくなって来たけど、欲が出ちゃってキリがない。

断捨離とか、フォーカスとか色んな言葉が頭の中でグルグルしてるけど、少し静かにすべきことを今はしつつ、来年の目標を決めよう。

祝10d !ハロー11a!

あっという間の1週間。

気づけばもうリード講習の日。

例の5.10dの課題は、頭の中でさんざんエア・クライミングしてきました。

アップしてから、

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一発で落としました!

ここ数ヶ月で1番嬉しかったかも。 

喜びを噛み締めたあと少しレストして、

今度は5.11aを!

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前回のように2ピン位ずつ休みながら登ってみると

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なんと登れました〜!リードで初めての11台!

まあお買い得だったのでしょうが・・・。

通しで登る為には例によって:

 肩や腕の動き

 足さばき

 バランス

クリップのタイミングと仕方

・・・と改善すべき課題は多い。

でも素直にうれしかったし「もしかして年内に今年のもう1つの目標も達成できるかも? 」と久しぶりに、ポジティブな気持ちが戻ってきました。

もう1つ嬉しかったのは、今日は、先生から自分が5.10dの課題を登っている動画をいただいたこと。

登れた嬉しさを再確認出来るだけでなく、自分のパフォーマンスの課題がよく分かる。

振り返りって大切ですね。

さあ、引き継ぎ地味に頑張ろう。

新潟の山研究

この前初めて、新潟の山「鉾ヶ岳」に登りました。

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自分の新潟に対するイメージは・・・

   お米(コシヒカリ)

   お酒(越乃寒梅)

   スキー場

・・・と、あまりにもおさみしすぎる。

「気になる時が良い機会」なので、もう少し新潟の山を調査することにしました。

まず初めに、

<公的な情報サイト>

新潟の山のグレーディング

新潟県により「山のグレード」を付けたものが、毎年発表・更新されるようです。

この前いった鉾ヶ岳も載っていて、日帰りルートにしては、難所がある山として分類されています。

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/479/784/gure,0.pdf

次に、やはり手にとりやすいということで、

<本>

いわゆる〇〇県の山シリーズ

なんだかんだで本はいいです。線も引けるし、折り目つけたりポストイットも貼れるし。

他は、個人でやっているサイトとか、ヤマケイの登山者のデータになるので、登りたい山の情報をそこから拾って、あとは地図とにらめっこして決めるしかなさそうですね。

カニカニ〜!

侮れなかった鉾ヶ岳登山。

本来なら負け戦をしたサムライみたいに、トボトボ帰る予定でしたが、日本海と言えば「美味しい海産物」。

「カニ料理を楽しめるお宿があるよ!」ということで、実は入山直前に速攻で宿泊決定!

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夕食は、紅ズワイガニさんのオンパレード〜!

  • 茹でガニ
  • カニの茶わん蒸し
  • カニ鍋
  • カニしゃぶ
  • カニの天ぷら
  • カニの炊き込みご飯
  • 焼きガニ

それにプラスして

  • 美味しいお刺身の盛合せ
  • デザート

またしても「日本海食い倒れツアー」になってしまいました。カニ1年分食べちゃったかも⁈

以上「越後・越中観光大使」がお送りしました(ウソ)

だから、日本海側の山通いやめられません。

See you 新潟 !

★お世話になった宿

親不知観光ホテル(以下URL)

http://oyasirazu.net/index.html

★豆情報

実はこの宿、栂海新道の登山口の目の前にあります。レトロな感じですが、栂海新道を歩き切った最終日の宿にして、日本海の海の幸をおともに祝杯をあげるには良い場所かと。価格は、お料理のこと考えれば非常にリーズナブル。日本海を一望できる展望風呂もあります。また美味しいご飯食べに泊まりたいです。

 

手強し鉾ヶ岳(Day 1)

朝一番の北陸新幹線糸魚川へ。

この駅は、8月のテント泊講習以来2度目の利用。

車で島道鉱泉へ。身支度し、9:40出発。

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他に登山者はいない。

20分ほど歩くと、南に金冠が見えてきました。

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沢や滝の音しか聞こえず、

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自然の作り上げた色彩が、鮮やかで美しい。

静かな山域を歩くと、賑やかな下ノ廊下よりも、かえって来て良かったと思う。

沢の奥は、更に紅葉の森が広がる。

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でも、この山は事前に調べた通り、ロープの張られた急斜面が多い。

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10:55に三重滝付近に到着。

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大沢岳への尾根にのると、周辺の地形がよくわかる。

北東には、能生川と日本海

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南西には、 小蓮華山・白馬岳。

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往路のコースタイムは3時間。でも集団行動なので歩くのは遅め。

急登でロープが張ってある場所が数多くあり、濡れた枯葉で道の様子がよく見えず、おまけに滑りやすい。

手をかけようとした藪の中には蛇が、足を置こうとした岩の上にはトカゲがいるというワイルドな道。

一般道よりも、破線ルート或いは藪山歩きという感じ。

「人間界からのよそ者が来てすみません」という気持ちで進む。

何度も小休止を入れたので13:49に大沢岳着。

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更に鉾ケ岳山頂を目指し歩くと、栂海新道の山々、そして親不知が視界に。

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山が日本海まで迫る険しい地形。

14:09ようやく鉾ヶ岳着。

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山頂に小さな避難小屋が。 f:id:gomtbytsurugi:20171029173058j:image

北東に金冠の南斜面。不思議な形状。

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南には火打山

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約10分休憩し14:30下山開始。当初金冠のある溝尾コースを使う予定でしたが、往路下山。通常ならこの時間に山頂にいない。だから当然の判断。

もし一人で丹沢の塔ノ岳大倉尾根を歩いていたら、下山し終わってる時間。

下り始めると、やはり登りよりも過酷。ズルズル滑るし、バランスとりにくい。

暗くなり始めた16:30頃、三重滝を過ぎた先で、ヘッドライト・オン!

森の熊さんが怖いので、思い出せるありとあらゆる歌を歌いながら、さっさと島道コース分岐を下り、17:05に無事島道鉱泉に着きました。

今までの登山の中で一番、怖かった。

★感想

一緒に歩いたメンバーの調子が悪くなったり、転んだりと色々ありました。登山は集団行動が基本。(たまにはソロでも行くけど)全員無事に下山でき安堵しました。

歩いた印象としては、新潟の妙義山って感じ。機会があれば、柵口コースや金冠溝尾コースも歩いてみたい。  

★コース紹介:

山と高原地図上でのコースタイム

往路:

島道鉱泉→島道コース分岐(0:30)→大沢岳(2:30)→鉾が岳(0:20)

復路:

鉾が岳→大沢岳(0:15)→島道コース分岐(1:40)→島道鉱泉(0:20)

※注意:上記のようなコースタイムですが、首都圏の整備された山ばかり登っている方、女性、体力のない方には、厳しい上級者コースかもしれません。行くなら朝早く出発し、時間に余裕を持った方がよいです。

鉾ヶ岳ってどこ?(Day 0)

10月最後の週末は「紅葉を愛でに、また廊下歩きしようかな」と思ってましたが、台風22号(サオラー)発生。

「鉾ヶ岳にしましょう」と急遽連絡が。

聞いたことのない山。

最寄りの新幹線駅は糸魚川

とりあえず地図チェック!

調べると、山と高原地図の「妙高・戸隠・雨飾」に載っていることが判明。

「それなら持ってる!」と安堵。

短時間の予習の結果判明したのは、

鉾ヶ岳は・・・

1. 新潟県糸魚川市にある標高1,316.3mの海谷山塊に属する山
2. 日本海の能生海岸から約10km位南にある
3. コースは、次の4つ。
 島道コース
 溝尾コース
 吹原道
 柵口コース

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それぞれ標高190〜250m位の登山口から、標高差1,000m以上を一気にあがる。

海から離れていなくて、この標高差。

身近なルートだと、標高差約1,200mある丹沢の塔ノ岳大倉尾根あたりを思い出します。

地図見るとかなり等高線が混んでるし、急坂やロープといった言葉が、あちこちに。

どのルート取るにしても、かなり手強そう。

 

見えてきた???

休日出勤の代休。

平日の午後ジムへ。

ボルダリングの課題に取り組む。

相変わらず、かぶってる課題が、出来ない。

モチベーション下がりそう。

いつになったら出来るんだろ。鬱々とした気持ちが湧き上がる。

夕方は、リード講習のため別のジムへ。

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懸案事項は、5.10dの課題だ。(写真のオレンジのホールドのやつ)

でもアップで登った易しい課題のムーブが、ぎこちない。解凍間違えた冷凍食品みたい。嫌だなあ。少しフォーム修正し数本登る。

そんな気持ちが伝わったのか、先生から「例の課題は、2ピンずつクリップして、レストしながら登ってみましょう」という指示。

で、あっけなく登れちゃいました。

不思議なものです。

それから少しレストして、今度は休まず登る。

苦手意識のあった部分を乗り越え、最後のホールドまで届いて、クリップしようとしたところで、落ちました。残念あと少し〜。

ここのところ山では天気悪いし、クライミングもなかなかグレード上がらないし。モチベーション・キープの危機に直面。

でも少し光が見えてきました。

次こそは、完登して、5.10dコレクションを増やすぞ〜!