さて、今回はどうなるかな?
<回想録>
★実行日:2015年5月のとある週末
★天気: 晴れ
★コース:
富岡(大月市七保町駒宮)→長尾根→麻生山→権現山→雨降山→二本杉→用竹(上野原市)
★実際の様子
この日はJR中央線の猿橋の駅に9時に集合。それからタクシーで、大月市北部の富岡という集落へ向かいました。
1年前と同じく、タクシーを降りた後、スクール生は、3チームに分かれ、ブリーフィング。
ポイントとしては:
①長距離なのでペース配分が結構大変
②時期的に気温が高くなりつつあるので、熱中症注意。よって水分の取り方に注意(水ではなくポカリスエットなどをハイドレーションに入れ、それを飲みながら歩くのがいい)
・・・という感じです。(もちろん他にもありましたが。)
前回は駒宮・光養寺方面からの登山道を歩きましたが、今回は分かりやすい天神峠を経て長尾根を登っていくコースを取りました。集落のはずれにある登山道入り口にたどり着いたのは、10:15でした。
まずは標高583.8m地点をめざして歩き、その地点を通り過ぎ傾斜が緩やかになるところで1回休憩。時刻は10:55。昨年に比べると湿度も低く、木陰で休むとそれなりに心地よい感じ。
それから662m付近を通過し、1,000m位のところの尾根が広くなっているところで休憩。時計を見ると11:55。この先から麻生山と権現山との分岐地点までは、傾斜がきつくなるので休憩場所としてはまあ妥当。
この休憩直前辺りから、同じグループの1人のメンバーの歩行速度が落ちてきました。やはりこの長尾根は、一筋縄では行きません。昨年この尾根でリタイアした方のことを思い出しました。
急な斜面になると更に状況が悪くなり、「ごめんなさい。ちょっとあとから行きます」ということに。とは言うものの、一人で放っておくわけにもいかないので、付き添いの方を1名頼み、それ以外のメンバーは通常のペースで分岐まで歩きました。彼女のことが気になりつつも、分岐に着いたのは、13:20でした。
分岐にて数分間休憩してから、元気な他のメンバーはとりあえず麻生山(標高1,267m)へ歩き始め、13:35に山頂に到着。ご覧の通りの標識がひっそりと樹林帯の中にありました。
ここは、眺望はなく、木々に覆われています。
山頂を踏んでから、また分岐まで戻り13:45まで休憩。休んでいるうちに、遅れて登ってきた仲間も分岐にたどり着きました。
更に15分ほど休み、行動食を取ったりしました。そして14時に権現山を目指し、再び歩き始めました。
ちなみにここから目的地の上野原市の用竹までは、軽く見積もっても3時間半くらいあります。距離的には、半分どころか3分の1にも満たず。まだまだ気を引き締めて歩く必要があります。
そういった状況から、体調不良のお友達は3名いるうちのガイドさんの1人と下山することとなり、お別れすることとなりました。毎回誰かがギブアップするなあ~。恐るべし長尾根。
14:45には無事権現山(標高1,311m)に到着。
この山頂は、この縦走コースの中で唯一眺望が開けているので、周りの景色を味わいながら10分ほど休憩しました。
北西方面はこんな風に山が連なってます。(以下写真)
また南側の斜面はツツジが咲いていて、遠くには雲に隠れている部分もありますが、うっすら富士山が見えました。(以下写真)
東の進行方向には、電波塔が見えます。(以下写真)
14:55に出発し、和見分岐を通り過ぎ、電波塔のある雨降山(標高1,177m)を15:45に通過。
テンポよく歩き続け、二本松(標高908.9m)を通り過ぎ、場所は忘れちゃいましたが最後の休憩をその先でとり、何とか用竹の集落に着いたのは、17:45。
ストレッチをしながらタクシー待ちをして、上野原の駅に着いたのは、18時を回っていました。
★感想
今回2回目でしたが、登山口へのアクセスがあまりよくないので、今回も他の登山者には会いませんでした。
トレーニング用の長距離の日帰り縦走なので、2回目でしたが、やはり歩きごたえのある山でした。
この山は、いろいろな意味で大変なので、もし歩く場合にはグループで行くことをお勧めします。(一人だと誰も歩いていないので、何かあった時はどうしようもありません)
★使った地図:
国土地理院 地形図 「大月」「上野原」「七保」あたり