八ヶ岳 縦走Day1(長野県)

<回想録>
自分にとっての2015年夏のハイライト「槍ヶ岳」に向けての最後の予行演習は、八ヶ岳での縦走。いつもお世話になっているスクールの山行に便乗です。

予定としては、行者小屋に泊まって横岳から硫黄岳まで歩くつもり。

しかし今回は、少し不安要素が・・・。

いつものなら月に2回は山に入るのですが、2015年6月は週末を使って日光の山(男体山と鳴虫山)しか行けず、それ以降歩けていません。

下界では、出来るだけ歩いたり、階段使ったりいろいろと工夫はしていますが、やはり山とは違います。さて、どうなることやら。

★日程: (1日目)2015年7月18日(土)
美濃戸口→北沢→行者小屋

※2日目の行程は、次回のブログに記載予定です。

★天気:
(1日目)雨

★実際の様子
毎度おなじみの特急あずさに乗り、茅野駅に着いたのは朝10時過ぎ。大好きな八ヶ岳ですが、今回は天気がいまひとつ。

茅野駅からタクシーで美濃戸口まで移動。車を降りると、夏山シーズンなので、登山指導所の人が登山者にいろいろと声をかけているのが目に入りました。

そして、天気予報通り、雨がぱらぱらと降ってきました。雨具を身につけ11:10に出発。

どうも2015年に入ってから山で雨具を着ける回数が増えた気がする。今までそんなことなかったのに。まあ自然相手だから仕方ないけど。

ストレッチをする場所がなかったので、5分ほど歩いた先の空き地でストレッチをしてから、11:25に本格的に歩き始めました。

ここから美濃戸山荘の先の堰堤までは、ひたすら林道歩き。この道を歩くのは、2013年9月以来。八ヶ岳は好きですが、堰堤までの林道歩きは、何度歩いてもあんまり好きになれない。

おまけに今回は、雨が降っているので、歩くと蒸し暑い。ガイドさんがいろいろと高山植物の説明をしてくれるけど、雨音でよく聞こえない。困ったもんです。

あまりにも暑いので、アイスクライミングのことを考える。八ヶ岳は、冬になるとそういった遊びも出来るのです。赤岳鉱泉には、アイスキャンデーが作られ、アイスクライミングの練習もできます。前からやりたかったけど次のシーズンこそ始めようかな? アイスアックスと専用のアイゼン買わないといけないからまた出費がかさむけど。

赤岳山荘付近を通り過ぎると、7月だというのにコスモスがもう咲いていました。標高が高く、気温が低いから咲くのかな? 2013年9月に来た時にも同じように咲いていたな。

12:17に美濃戸山荘に到着。ここで10分ほど休憩。

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直ぐそこを流れている川は、雨のせいで増水している。

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12:30に出発し、更に林道が終わる堰堤まで歩く。13:20には堰堤に到着。

これでようやく嫌いな林道ともおさらば、5分ほど水分をとって休憩し、北沢を歩き始めました。

歩き始めると、八ヶ岳の森を肌で感じることが出来ます。

コケは、雨のせいで、水分を吸ってとても元気そう。この森を歩くたびに、「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」に出てくる地表が緑に覆われた森を思い出します。歩いているとコケ・マニアの大学生くらいのお兄さんたちが、大きなカメラで撮影をしていました。

周りの木々は、独特の香りを放ち、空気も澄んでいて呼吸すると気持ちがいい。つい数時間前までは、新宿駅でよどんだ空気を吸っていたのが嘘みたい。

登山道は、森の中に入ったり、沢のすぐ横に出たりを繰り返しながら、上の方まで続いています。そして所どころ、雨のせいで露岩は濡れていて、滑りやすく神経を使います。

そんな登山道を、傘を差しながら歩く妙な人を複数発見。何でもない所で、滑って転んでけがをしている人を見たことあるので、複雑な思いですが、直ぐにキレちゃう人もいるので、別の意味でのリスクヘッジのために、無言で通りすぎます。同行の仲間もそういう人が出現するたびに苦笑い。

歩いているうちに、片方の足のくるぶし部分が痛む。おかしい。別に捻ったりしたわけでもないのに。考えられる理由としては、靴ひもの結び方か、靴下を変えたこと。膝の怪我をしてから、身体の不調に今までよりも神経質になる。う~む困った。今までこの靴で登ってトラブルは一度もなかったのに。

14:35にようやく赤岳鉱泉に到着。

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ここの山小屋はとても居心地が良いのですが、今回はこの先の行者小屋での宿泊。その為、今回は10分ほどの休憩だけ。ちょっと残念。

中山乗越付近で、バリエーション・ルートで有名な大同心と小同心方面を眺め、行者小屋に着いたのは、15:30でした。

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夕食までに時間があるので、パーティでミーティング。翌日の行程の確認とロープワークの復習。

 「明日は、雨は上がるみたいだけど登れるかな? ダメならまた来ればいいか。」なんて思っていました。

それよりも気になるのは、足のくるぶしの痛み。今までこんなことなかったので、心理的にビビりました。悩んでいても仕方がないので、夕食後同行している山のエキスパートに即質問。

 「あの~足のくるぶしが、捻ったりぶつけたりしたわけでもないのに、痛くなっちゃったんですが、これってなんででしょうか?」と聞いてみたら、 

「靴ずれかな。靴下変えた?」と即答。

 実は、質問した相手は、山岳ガイドだけでなく、山道具屋さんもしている専門家。言わないのに、靴下変えたのが分かるのです。さすが!山道具の量販店の何にも知らないバイトのおにーちゃんとは違う。

「もう少し厚手の靴下あるのなら、そっちを履いた方がいいね」とアドバイスをもらい、翌日は別の靴下をはいて登ることにしました。

とりあえず、足の問題も解決?しそうなので、悩みも軽減され、この日は眠りにつきました。

おまけ

2013年に八ヶ岳の山(赤岳・硫黄岳)に登った時の私のブログは以下。晴れているときの様子が分かります。

①美濃戸口~赤岳鉱泉

http://yamaikojoshi.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

②赤岳

http://yamaikojoshi.blog.fc2.com/blog-entry-109.html

③硫黄岳

http://yamaikojoshi.blog.fc2.com/blog-entry-110.html

(使った地図)
昭文社山と高原地図八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰

国土地理院 地形図