<回想録>
2015年8月中旬。北海道から帰ってきてからの数日間、登れなかった壁のこと、そして全然イケテナイ自分のクライミング、そしてクリッピングやらロープワークが、頭から離れません。
ジム通いは続けるにしても、家でないと出来ないこともある。ロープを使ってのクリッピングやら、ロープの結び方とかの練習は家でやるしかない。
以前から欲しかったロープ。間違ったものを買うと大変な事になるので、躊躇してました。
でも「やっぱりロープがないと、お話にならない!」とリサーチ開始。
ロープもいろいろと種類があるので、事前の情報収集が欠かせない。友人への聞き込み、本やネットでの情報確認をしました。
自分が必要なのは、結果として・・・
①スポーツクライミング用でOK。
②そうすると必要なのはシングルのロープ
③長さは50~60mが主流。
・・・ということが分かりました。
でも種類はそこまで絞ってもまだ多い。そこから先は、価格とかマニアックな内容な違いなので自分にはよくわからない。
ある程度候補を絞り込んだので、ネットでも山道具の量販店でも買えますが、最終的にもう少しいろいろと直接話を聞きたいので、結局山手線に乗り目白へ向かう。
着いたところはカラファテ。クライミングの道具の品揃えでは日本一の老舗です。私が3年前にクライミングシューズも買った時にもお世話になりました。
お店のお兄さんに条件を伝えると、やはり自分で「これがいいかな~」と思っていたロープを勧めてくれました。
BEAL Tiger UNICORE 60m
ついでにロープバッグも。
レジに行くと中根さんが・・・。
この方、Rock & Snowに記事を執筆したり、その手の本も出していらっしゃるクライミングの大ベテラン。
「ロープバッグも買ったので、ロープほどいてロープバッグに入れちゃいましょう。この作業今一緒にやっちゃいましょうね」と。
一緒にロープをほどいてから、ロープバッグのターフの上にロープを垂らしていく。そのロープさばきは、超手慣れている。やはりその道のプロ。
一通り終わると「ロープバッグがない時のロープのまとめ方も、そのうち習った方がいいですよ~」とアドバイスを頂き、お店をあとにしました。
これでちゃんと道具が一通り揃ったので、練習がお家でも出来るように。
使ってみると、やっぱり本物のロープで練習したほうがやり易いし、実践的。もっと早く買えばよかった。
しばらくアウトドアの予定は、ありません。そもそも弱いから、その前にインドアでやるべき事が沢山ある。
でも何もしない訳にもいかない。