<Day 3>
夜中に目が覚めて、目があけにくくて変だなと思って鏡見たら腫れてる!虫に刺された?
一度寝て、朝食のために4:50に起きて、鏡をもう再度見たら更に腫れてきた!
そう言えば前日、友達と西穂高岳登頂と無事の下山を祝って炙りチャーシューとノンアルコールビールで乾杯した時に「目の上赤くなってるよ!大丈夫?」って言われたけど、何ともなかったから気にしていなかった。どうも、それが原因みたい。
今回のパーティのチーフに聞いたら「ブユにやられたんだと思うよ」とのこと。
そう言えば、昨日岩場で人が吹っ飛んできたあと、しばらく停滞している時に虫がたくさん飛んでたから、その時やられちゃったんだと思う。友達にステロイドの塗り薬もらってつける。それ以外にやりようがない。
そろそろ出発時間なので、身支度を整え小屋の外に出る。晴れて良い天気!
6:30過ぎに上高地へ向かい歩き始める。
樹林帯の中を下りるので、周りは見えない。下れば下るほど、木の根が沢山出てきて、歩きにくい。友達は「何だか奥多摩の山歩いてるみたい」とボヤいてる。私も負けずに「登山口着いたら武蔵五日市だったりして」と朝からとぼけた話をしながら進む。そして時々短い休憩入れながら、さっさとおりていく。すれ違いもほとんどないからストレス・フリー。やはり西穂に入る人はロープウェイが多いのかな。
登山口が近くとお猿さんが何匹も。目を合わせないように進む。9:20にようやく登山口に到着。
入口にはこんな注意書きも。
昨日会った人たち、あんまりこういうの読んでないだろうなあ。
梓川を渡り、
更に川沿いを上高地のバスターミナルに向かって歩く。
そしてこの景色を見ると、やはり山やめることが出来ません。あの稜線をまた歩きたいと思ってしまう。
しかし山をなめてはいけません。10時過ぎに到着した上高地には山岳事故の状況を示す2つの掲示板が。
残念ながら今年も色々と発生している。
やはり北アルプスは厳しい山。
楽しい思い出と、厳しい現実を噛み締めながら、下界へ戻って行きました。
★おまけ
下山ルート:
西穂山荘→上高地