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剱岳と測量

ここ数日間「剱岳  点の記」を読む。

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明治時代に測量のために、当時「未踏の霊峰」と呼ばれた剱岳に登った陸軍省測量官の柴崎芳太郎とそのチーム、そして彼らの案内人である宇治長次郎について書かれた小説。

何年か前に映画化もされている。

この本を読むと、地図を作るための測量がどれほど大変で、多くの困難を伴う作業なのか分かる。

地形図を使う度に「よくもこんな山の中まで地図を作りに来たものだ」と以前から思っていましたが。

地図には様々な情報が載っていて、国家戦略的な意味合いがある。だから戦前の陸軍省にそういった部門があったのも納得がいく。

いつも当たり前のように使っている地図の陰には多くの人の努力と苦労、そして色々な意味合いがあることを、改めて思い起こさせてくれた一冊でした。