吹き荒れる風の音で目を覚ました2日目。
「午前中もしかするとちょっと晴れるかも?」と期待して、雷鳥荘を8時半過ぎに出発してみたものの、またしてもとんでもない風とアラレ雪が待ち受けていました。小柄なメンバーは吹き飛ばされそうな酷さ。
頑張っても危ないので「1回戻ろうか?」と、雷鳥荘に速攻で舞い戻りコーヒーをすする。
元々の天気予報通りといえばその通りなので、「まだ1日あるから今日は停滞でもいいか」と思いました。
でも、この日のうちに帰らなくてはいけないメンバーがいるので「少し風が落ち着いたら室堂へ行き、様子みてチャンスがあればサクッと登れる山に行こう!」ということに!
歩き始めると少し風はおさまったようにも思われましたが、視界が悪い。10時過ぎに室堂に着くと、富山方面に下りる高原バスとケーブルカーが止まってました。ただ扇沢方面は動いているので何とか帰れることに。よかった。
一方居残り組は「やっぱりこれはヤバイ展開になりそうだから山はやめ!」という結論となり戻ろうと歩き始めると、また猛烈なBB弾(エアガンの弾)みたいな雪というかアラレがガンガン降って顔に当たって痛い。自然って恐ろしい。
途中一旦ミクリガ池温泉の建物に避難させていただきました。
昨日の雷鳥さんが、また脳裏をよぎる。
例の悪天候のお告げのトリさん。
(写真は視力検査。お題は「雷鳥を探せ!」)
やっぱり相性悪いのかな?このエリア。凹む。
何とか11時前には、雷鳥荘に戻ったものの超ヒマ!
雷鳥荘の温泉入って、お昼食べて、おつまみ出して宴会スタート!それでも時間が余っちゃう。
今度はお昼寝。起きてハーゲンダッツ食べておしゃべりしてたら、夕飯の時間。
盆暮れ正月、ついでにクリスマスとかが1度に来ちゃった位の飲み食い!!!
なんか身体に良くないなあ。アスリートとは程遠いぜ!
「天気予報はいいけど明日は山登れるんかいな?」と思いながら布団に入りました。
★おまけ
この日の大雪で、翌日は除雪のためにこんなお知らせが立山黒部アルペンルートのサイトにででました。