ようやく本も読む気分というか余裕も出てきたので、本をパラパラ!
1冊目は「失敗の本質」という本。
旧日本軍を分析した組織論的な内容の硬めな本。
組織のあり方(デザイン)、組織の運用・遂行能力によって、その組織そのものや事業の将来が左右される。意思決定を誤ると、潜在的なリスクの増加につながり、場合によっては致命的結果を招く。
だから組織における陥りやすい失敗の傾向を知っておくだけでも、かなり違うと思うし、どんな組織の中にあっても、こういう知識は不可欠。
「山関係ないじゃん」と言われそうですが、山は一人で行くことはあまりなく、集団行動となることが多いので、組織とは無縁ではいられない。組織による正しくない判断による適切でない行動も起こりうる。
だから下界でも山でも実はサバイバルに必要な知識かと。
2冊目は、この前買った日本の岩場(下巻)。
『そのルートは、そのルートに見合った能力を身につけた者だけが、登ることを許される』
・・・という記述がある。
おっしゃる通り異議なし。
更に、ルートの難易度の説明がありました。
ルートの総合グレードの仕組みが、いまひとつわからなくて、この前プロに教えていただきましたが、やはり書面になってるとより理解が深まる。1級が易しくて数字が増えるにつれて難易度が上がる。1番難しいのが6級だ。私がいつか行ってみたいルートは、3級。
思うにたゆまぬ努力と確固たる技術とか、まだまだ精進しなくてはいけないことがあるんだなとこれ読んで思う。憧れの山への道のりは長いです。