剱岳(あとがき) See you again!

ようやく念願の剱岳に初登頂できました。

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2012年に山のことをほとんど知らないのに思いたち、結局5年がかりの執念のプロジェクトになってしまいました!

それまで色んなことがありました。

山もクライミングも慣れてきたところで、前十字靭帯を損傷。その後靭帯再建手術をしてリハビリ生活に突入。登山もクライミングも出来なくて、辛くて始めたのが、このブログの前身。ハンドルネームも絶対登ると決めた剱岳にちなみ「つるぎ」に。

約4ヶ月後に山とクライミングに復帰。地道にトレーニングして、ようやく槍ヶ岳に登り、岩場でクライミングが楽しめるようになったと喜んでいたのも束の間、今度は仕事が忙しい。

昨年は、念願の剱岳に登ろうと思っても、8月は台風で山行がキャンセル。一念発起して再度向かうも、9月は豪雨で剱澤小屋に停滞2日後撤退。10月は剱澤小屋さえも行けず、強風で室堂から雷鳥荘まで歩いただけ。

「今年こそ!」と思ったら、今度は春先から身内が体調を崩し、一時それどころではなくなり、もう無理かと。

そんな中、何とか条件が整い、ようやく夢を叶えることが出来ました。色んな人にアドバイスもらったり、モヤモヤしてる時に仲間に悩み事を聞いてもらったりしなければ、成し遂げれなかったと思います。

今回は天候に恵まれ「もういいよ。すごく頑張ったから楽しんでね。」と貸切状態で、剱岳が温かく迎えてくれました。

今は、全てに感謝の気持ちでいっぱいです。

一方で、剱岳に登り、あらためて気づいたのは、そのスケールの広さと厳しさ。

様々なルートがあり、季節や天候により全く別の表情を見せる。私が見たのはほんの一部。

室堂ターミナルには、いつも山岳事故情報が掲示され、小屋の方は常に登山者を見守り、遭難者の情報収集や共有をしている。平蔵谷を歩いた当日も、富山県警山岳警備隊の方々を見かけました。多くの方々が、常に登山者の安全に気を配っています。そういったことが、いかに剱岳そして立山連峰が大変な山域かを物語っています。

ある本に「そのルートに登るには、そのルートに見合った能力を持つものだけが、登ることを許される」と書いてありました。本だけでなく、山を長くなさってい方々からも同様のことを言われます。

まだまだ知識や経験も足りないですが、精進して剱岳にふさわしいクライマーとなり、憧れのルートに登るべく、また戻ってきたいです。

See you again, Mt. Tsurugidake!