2日目は、村中に響き渡るラジオ体操の音で叩き起こされました。時刻は6時過ぎ。
こんな起こされ方は初めて。強烈な朝だなあ。
ウィキペディアによると、村民の6割は、農業従事者。この時間には、もう仕事してる人が多いから違和感ないのかも。
超健全というか健康的な村!
なお都会派で夜型の人にはオススメしません。
すっかり目が覚めたので、朝食をがっつり頂く!
それから出発しようと、身支度を整えて玄関へ行くと、宿の旦那さんから「これ持ってって」とレタスを渡されました。まるで田舎の親戚の家にでも来たみたい。
太っ腹川上村!
廻り目平に着くと、思ったよりも車が多い。
この日は、兄岩へ。以下の写真の岩場がそれ。岩場の真ん中あたりがテラスになっています。
9時過ぎからクライミング開始。テラスからは金峰山荘など、こんな景色が見れます。(写真)
この日の課題は、割とクラックが多い。
まず最初は、兄岩2Fのマガジン(5.10a)を。長くて綺麗なコーナークラックが特徴。
元々ナチュラルプロテクション(以下NP或いはナチプロ)で登るルート。でも私は、ナチプロはやらないので、トップロープで、フィンガージャミングという技を使って登る。
スタートは、こわ〜いキレてる小さなテラスから離陸。(上部写真の右側)でも、登りきった支点からの眺めは最高でした!
2本目は、同じ壁の八王子ルート(5.9)。
3本目は、反対側の兄岩北面の金太郎(5.9)へ。これも本来はNPで登るもの。でも普通に登っちゃいました。
4本目は、もみじ(5.10a) を。クラックを最近ほとんどやってない私は、ハンド・ジャミングが上手く出来ない。
よく考えたら、3年もこういう課題やってない。前に練習したのは城ヶ崎海岸のファミリークラックエリア。
馴染みのジムのメンバーと行くアウトドアは、どちらかというとフェイスが多い。結局登れましたが、出だしの数手で納得のいくムーブが出来ませんでした。
スーパー・ジャムラーへの道のりは遠い!またクラックを沢山練習したい!
それから、ガンバレクマさん(5.10b)か、写真の北条カンテ(5.10b)をトライしたいと思ってたら、
またしても雨。残念ながらゲームオーバー!
こういうテクニカルな感じの課題の経験値上げたいんだけどなあ。
まあ今回の講習の参加目的は、
1) 本物の岩場でクライミングをする
2) 感覚を取り戻す
3) 現場でしか出来ないことをする
・・・というものだったから、まずは目的は達成出来たと思う!
また少し外で登って、慣らしたいな。そして冬までには、外でもリードで登りたい!