<回想録>
裏妙義の翌日は、表妙義縦走!
道の駅みょうぎに6:15くらいには到着。
5月に来た時は天気がイマイチで、歩いた距離も短かった。今回は念願の全山縦走。妙義神社〜中ノ嶽神社間の稜線を行くルート。
メンバーも揃い、6:50頃出発!
妙義神社の階段を登り、白雲山登山口から登山道へ。
人数多めで賑やかですが、7:55には辻に!
ここでヘルメットとハーネス装着。
8:15には奥の院に。
前回ここは、前日の雨のため湿っぽく、おまけに同行者の1人がパニクってた嫌な記憶のある場所。でも今回はカラッとして登りやすい。
ビビリ岩を越え、前回は曇っていて全く高度感の無かった背ビレ岩を8:57通過。
見えるとこんな感じなんですね。
滑り台状10m2本と30mの鎖をおりる。名前の通り滑りやすい。天狗岩に着くと、後続チームと差が開いたのでしばし休憩。風が冷たい。時刻は9:40!
再び歩き出し、タルワキ沢のコルを過ぎる。前回はここから中間道へ下りちゃった。
10:28には相馬岳!この日の最高地点(1,104m)。
西を見ると1年前に登った星穴岳方面が。
北は前日登った裏妙義。その向こうに浅間山!
久しぶりの快晴で幸せ。
ここから茨尾根を下り、ホッキリを過ぎ、最大の核心「鷹戻しの頭」へ!
鎖とハシゴの連続の60m。
今まで体験したどの山よりも、クライミングで登ったどの壁より怖い。
多分鎖と丸い岩のせい、そして長時間歩いた後半にこのクライマックスを迎えるせいだ。
登り切った場所から相馬岳や、
周りを見ると、高度感が半端ない。
でも実は下りも大変。
下りの鎖場は足元がとても見にくいのです。
更に険しい鎖場が続く。
14:24には東岳に。
昨年登った星穴岳方面も近い。
中岳を過ぎ、主稜のコルを下り、中ノ嶽神社に到着。
無事の下山を神様に感謝。時計を見ると15:50でした。
★感想
今回の行動時間は、9時間。歩きだけでなく、岩場の処理や集中力が要求される非常にシビアなルートでした。
昭文社の地図や現地の標識で何度も注意喚起されてますが、初心者には危険過ぎ。
私も山始めて数年してここに辿りつきましたが、歩いている時も、鎖場で人が落ちる音を聞き、心底震え上がりました。(大丈夫だったようですが)
くれぐれもYou Tubeとか見て「チョロい」と思い迂闊に立ち入らない方がよいかと。どうしてもという場合は、それなりのトレーニングして、安全確保の技術を磨く等鍛錬が必要。そうでなければ山岳ガイドさんと行った方がよいかと。ちなみに私は、後者を選択。
今年1番ビビった山行でした。
上州の山恐るべし!