山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

きっかけ

出かけるはずだったこの休み。

でも平日雨に濡れたのが悪かった。

風邪気味に。

熱はないけど、ノドと頭が痛い。

鼻も詰まって息がツライ。

下界で頭がボーッとして無酸素状態。

判断力に影響する。危ないので3,000m近い山に行くのはやめた。

せめてジムに登りに行こうと思ったけど、注意力低下中。こんな状態で行けば怪我のリスクが増す。だから行かない。

そんな中、英国から元同僚が出張で来日。

「朋あり遠方より来る  また楽しからずや! 」という訳で、十数年ぶりの再会に当時の仲間が大集合!

懐かしい面々をみると、日英仏豪とお国もバラバラで、個性豊かな仲間だとあらためて思う。

知り合った当時、仕事も一生懸命するけど、遊ぶ時は徹底的に楽しむ彼らのライフスタイルはいい刺激となり、その後の自分にも影響を与えた。

思えばクライミングを始めたのは、このメンバーとの交流がきっかけ。

元々ヨーロッパで盛んなクライミング。彼方で彼らが慣れ親しんだ遊びを、一緒にしないかと当時誘われた。

それから何度週末や仕事の後ジムで登ったことか。湯河原デビューもその当時だ。

当時誘ってくれた当人達は、今は忙しくて、山もクライミングもご無沙汰とのこと。私も一度はクライミングをやめ、靴もハーネスも全部捨てた。だからその気持ちもよく分かる。

一方、仲間のうち3人は、今も何らかの形でアウトドア・ライフを楽しんでいる。ハイキング、クライミング(岩と氷)、バリエーションでの登山など形は違うけど。

彼らに巡り会わなかったら、多分今クライミングも登山もしてなかっただろうな。

人生って本当に不思議。

この休み、山には行けず、ほとんど家に引きこもりっぱなしだったけど、久しぶりの再会は初心を振り返るいい機会だったかもしれない。

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アイスクリーム食べながら、そんなことを思う。