出かけるはずだったこの休み。
でも平日雨に濡れたのが悪かった。
風邪気味に。
熱はないけど、ノドと頭が痛い。
鼻も詰まって息がツライ。
下界で頭がボーッとして無酸素状態。
判断力に影響する。危ないので3,000m近い山に行くのはやめた。
せめてジムに登りに行こうと思ったけど、注意力低下中。こんな状態で行けば怪我のリスクが増す。だから行かない。
そんな中、英国から元同僚が出張で来日。
「朋あり遠方より来る また楽しからずや! 」という訳で、十数年ぶりの再会に当時の仲間が大集合!
懐かしい面々をみると、日英仏豪とお国もバラバラで、個性豊かな仲間だとあらためて思う。
知り合った当時、仕事も一生懸命するけど、遊ぶ時は徹底的に楽しむ彼らのライフスタイルはいい刺激となり、その後の自分にも影響を与えた。
思えばクライミングを始めたのは、このメンバーとの交流がきっかけ。
元々ヨーロッパで盛んなクライミング。彼方で彼らが慣れ親しんだ遊びを、一緒にしないかと当時誘われた。
それから何度週末や仕事の後ジムで登ったことか。湯河原デビューもその当時だ。
当時誘ってくれた当人達は、今は忙しくて、山もクライミングもご無沙汰とのこと。私も一度はクライミングをやめ、靴もハーネスも全部捨てた。だからその気持ちもよく分かる。
一方、仲間のうち3人は、今も何らかの形でアウトドア・ライフを楽しんでいる。ハイキング、クライミング(岩と氷)、バリエーションでの登山など形は違うけど。
彼らに巡り会わなかったら、多分今クライミングも登山もしてなかっただろうな。
人生って本当に不思議。
この休み、山には行けず、ほとんど家に引きこもりっぱなしだったけど、久しぶりの再会は初心を振り返るいい機会だったかもしれない。
アイスクリーム食べながら、そんなことを思う。