雨音の続いた真夜中。
3時まで寝てるつもりが、2:30には電気がついた。それでも3:10まで寝てました。何せ出発は5時!
4時にご飯を食べながら外を見ると、昨日は見えなかった山が見えてきました。
雨は降っているような・いないような微妙な天気。
とりあえず雨具の下だけ装着し5:05出発!
長い登山の始まりです。
小谷側からのルートと違い、歩く人は少ない。
滑りやすく苔むした岩の多い登山道を進み、30分程で「難所のぞき」を通過、6:40に少し平らな場所で休憩。
木々の隙間から雪渓が見えます。
豪雪地帯だということがよく分かります。
実は4月にこの山を小谷側から登ろうと思っていたのですが、天候不順で中止。
それもあり無雪期に登ってみたかった。
高山植物はちらほら。
アカモノは実がなってました。
でも今日は歩くのが忙しいから、写真は休憩の時だけ!細々5分くらいの休憩を入れつつ歩く。
8:04中の池近くの眺望の良い場所で休憩。
2年前に登った鉾ヶ岳からの景色を思い出します。雲がきれてここまで景色を味わえるとは。
急登を頑張ってあがり、9:14に笹平からの分岐。ここで小谷からの登山道と合流。
あまり良くない天気予報にもかかわらず、小谷側から人が沢山登ってきました。
山頂まであと少しですが、ここでも休憩。
今日は集団行動なので人とペースを合わせます!
笹の続く穏やかな場所を通り抜け、最後の岩場を抜けると山頂!時刻は9:56。
この山は双耳峰。片方にはお地蔵様の石碑。
山頂の碑のある方は、人が沢山。
周りにはイブキジャコウソウが、咲いていました。
少し歩いてもう一つの山頂へ。
標高1,963mを示す碑と、
山神の碑。
反対側見ると同じく人がいっぱい。行きの静かな登山道とは対照的。
周りの景色は見えなくて残念と思っていたら、
北東方面の山々が一瞬見えました。
帰りは、ひたすら長い下り。
岩場や下りに不慣れな人もいたので、時間がかかる。休憩が何度か入り、途中から雨が本降りになり足元に常に注意を払って歩く。
雨飾山荘に15:40着。行動時間は10時間35分。こんなに長い行動時間はいつ以来かな?集中力を保つのが大変だった。
何はともあれ無事全員下山。
次は晴れた秋の日に小谷側から、そして残雪期にも訪れたい。