山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

雨飾山(梶山新湯ルート)

雨音の続いた真夜中。

3時まで寝てるつもりが、2:30には電気がついた。それでも3:10まで寝てました。何せ出発は5時!

4時にご飯を食べながら外を見ると、昨日は見えなかった山が見えてきました。

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雨は降っているような・いないような微妙な天気。
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とりあえず雨具の下だけ装着し5:05出発!

長い登山の始まりです。

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小谷側からのルートと違い、歩く人は少ない。

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滑りやすく苔むした岩の多い登山道を進み、30分程で「難所のぞき」を通過、6:40に少し平らな場所で休憩。

木々の隙間から雪渓が見えます。

豪雪地帯だということがよく分かります。

実は4月にこの山を小谷側から登ろうと思っていたのですが、天候不順で中止。

それもあり無雪期に登ってみたかった。

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高山植物はちらほら。

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アカモノは実がなってました。

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でも今日は歩くのが忙しいから、写真は休憩の時だけ!細々5分くらいの休憩を入れつつ歩く。

8:04中の池近くの眺望の良い場所で休憩。

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山の間に糸魚川の街、その向こうに日本海

2年前に登った鉾ヶ岳からの景色を思い出します。雲がきれてここまで景色を味わえるとは。

急登を頑張ってあがり、9:14に笹平からの分岐。ここで小谷からの登山道と合流。

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あまり良くない天気予報にもかかわらず、小谷側から人が沢山登ってきました。

山頂まであと少しですが、ここでも休憩。

今日は集団行動なので人とペースを合わせます!

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笹の続く穏やかな場所を通り抜け、最後の岩場を抜けると山頂!時刻は9:56。

この山は双耳峰。片方にはお地蔵様の石碑。

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山頂の碑のある方は、人が沢山。
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周りにはイブキジャコウソウが、咲いていました。
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少し歩いてもう一つの山頂へ。

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標高1,963mを示す碑と、
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山神の碑。
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反対側見ると同じく人がいっぱい。行きの静かな登山道とは対照的。

周りの景色は見えなくて残念と思っていたら、

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北東方面の山々が一瞬見えました。

帰りは、ひたすら長い下り。

岩場や下りに不慣れな人もいたので、時間がかかる。休憩が何度か入り、途中から雨が本降りになり足元に常に注意を払って歩く。

雨飾山荘に15:40着。行動時間は10時間35分。こんなに長い行動時間はいつ以来かな?集中力を保つのが大変だった。

何はともあれ無事全員下山。

次は晴れた秋の日に小谷側から、そして残雪期にも訪れたい。