熊に怯えて進んでいくと、
この日最も岩っぽい嶮岨森(標高1,448.1m)。
時刻は9:30。宿を出て約4時間。休憩入れつつだからまあ悪くない。
鏡沼と岩手山がよく見える。
登山道の東側にはずっと八幡平樹海ラインが走っている。ドライブも楽しいかもしれないけど、やはり歩かないとここの良さはわからないだろう。
良い景色を眺めながらまた休憩。
再び歩き始めると、大深山荘を認識できた。
登山道沿いは、エゾオヤマリンドウが多い。
でもなかなか開いているのがない。
振り返ると茶臼岳や歩いてきた道が分かる。
長いけど歩いていて飽きない。
花も多いし。
10:30大深山荘に到着。
この辺の避難小屋はとても綺麗。
冬用の入口が、ここも高い場所にある。
中は二階まであり、
きれいな板張りで、毛布までありました。
こういう避難小屋なら、寝袋持って泊まらながら縦走も楽しいだろうな。お昼ご飯を食べて30分の休憩。
水場経由で、湿原を歩きながら11時に下山開始。
水場で冷たい水を汲んでのどを潤す。美味!
岩手山がかなり近くなってきました。
12:08源太ヶ岳との分岐(標高1,384m)到着。
ここでしばし休憩。
水場で汲んだ天然水は、冷たくて美味しい。
源太ヶ岳は日帰りもしやすいのか、ハイカーがここに来て少し増えた。といっても首都圏や北アルプスの様にはいないけど。
まだここから松川温泉までは、コースタイムで2時間半。おまけにこの先の下りはちょっと急。
気をつけておりると、また水場。さすがに暑くなってきたので、顔洗っちゃいました。
冷たくて助かります。
水場のそばには立派なダケカンバ?
水場で、元気をもらい更に下ると、13:16に丸森川を渡る。また川の水を触る。
13:54登山道の入口着。
松川温泉のバス停が近くに。
やっぱり最後は、温泉に入る。
ここも日本秘湯を守る会のお宿。
素敵な露天風呂があります。
これだけ温泉入る回数が多いと、ブログの名前を「山と秘湯」とか「山と温泉」にしてもいいかと思っちゃう。
東北の山は静かで、自然を満喫できるので、秋にまたどこか歩いてみたいと思います。ただ熊が怖いので、お友達と一緒がいいかな。