山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

鳥海山(後半)

七高山で景色を味わった後は、お向かいの新岳へ。

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1801年の噴火で出来た山。ガラ場を一度下ります。

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下り切った場所から七高山方面を見ると、外輪山がよく分かります。(上部写真)
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そこから岩を登った先は大混雑。f:id:gomtbytsurugi:20190813111711j:image

10:26に山頂着!標高2,236m。

足の踏み場を探すのも大変なので、写真を撮り即下山。
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建物のある方におりていくと鳥居があります。

鳥海山大物忌神社(おおものいみじんじゃ)

約1,400年前からあるそうです。

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少し離れた場所から見るとこんな感じです。
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多めの休憩をして、
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鉾立目指して11:05出発!
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千蛇谷を下っていきます。

道の両側にはハクサンシャジンが。

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いくつもの雪渓が残っています。

落石もあり注意が必要な場所。

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雪渓を横切り外輪山側に登り返すと、雪渓の様子がよく分かります。

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それにしてもなかなかの急登です。
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12:29に外輪山・千蛇谷の分岐通過。

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御苗代を横目に下り、
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12:37に七五三掛(しめかけ)着。

5分休憩の休憩後、少し歩いて御田ヶ原分岐を13:06通過。ここの標高は1,692m。

なだらかな扇子森(標高1,759m)を登り、

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少し歩くと鳥海湖。
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山形の人は「ちょうかいこ」。秋田の人は「とりうみ」と呼ぶそうです。ちなみに鳥海山の「ちょうかい」はアイヌ語「太陽」を意味する「チョッカイ」からきているとか。
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御浜小屋(標高1,700m)でまた休憩。山頂方面はガスって見えにくくなってきました。

14:53秋田と山形の県境を越え、また秋田へ。

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暑い暑いと思って歩いた下山中、ふと見上げたナナカマドは赤く色づいていました。

8月も中旬。短い夏はあっという間に終わる。

15:21鉾立の駐車場が見えてきました。

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15:25にTDK小屋(東雲荘)を通過。
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現在のTDK(当時の東京電化工業)の創業者の斎藤憲三氏は秋田出身。そしてこの小屋の背後にある稲倉山(当時は硫黄岳と呼ばれていた)で硫黄をとる事業を別会社で行っていた関係もあり、ここに小屋があるようです。
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15:27長いルートを歩き切り鉾立着。流石に暑くて、久しぶりにカキ氷を食べました。

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秋田では秋田富士。山形では庄内富士と呼ばれる鳥海山。大きな大きなみちのくの山でした。