七高山で景色を味わった後は、お向かいの新岳へ。
1801年の噴火で出来た山。ガラ場を一度下ります。
下り切った場所から七高山方面を見ると、外輪山がよく分かります。(上部写真)
そこから岩を登った先は大混雑。
10:26に山頂着!標高2,236m。
足の踏み場を探すのも大変なので、写真を撮り即下山。
建物のある方におりていくと鳥居があります。
鳥海山大物忌神社(おおものいみじんじゃ)
約1,400年前からあるそうです。
少し離れた場所から見るとこんな感じです。
多めの休憩をして、
鉾立目指して11:05出発!
千蛇谷を下っていきます。
道の両側にはハクサンシャジンが。
いくつもの雪渓が残っています。
落石もあり注意が必要な場所。
雪渓を横切り外輪山側に登り返すと、雪渓の様子がよく分かります。
それにしてもなかなかの急登です。
12:29に外輪山・千蛇谷の分岐通過。
御苗代を横目に下り、
12:37に七五三掛(しめかけ)着。
5分休憩の休憩後、少し歩いて御田ヶ原分岐を13:06通過。ここの標高は1,692m。
なだらかな扇子森(標高1,759m)を登り、
少し歩くと鳥海湖。
山形の人は「ちょうかいこ」。秋田の人は「とりうみ」と呼ぶそうです。ちなみに鳥海山の「ちょうかい」はアイヌ語の「太陽」を意味する「チョッカイ」からきているとか。
御浜小屋(標高1,700m)でまた休憩。山頂方面はガスって見えにくくなってきました。
14:53秋田と山形の県境を越え、また秋田へ。
暑い暑いと思って歩いた下山中、ふと見上げたナナカマドは赤く色づいていました。
8月も中旬。短い夏はあっという間に終わる。
15:21鉾立の駐車場が見えてきました。
15:25にTDK小屋(東雲荘)を通過。
現在のTDK(当時の東京電化工業)の創業者の斎藤憲三氏は秋田出身。そしてこの小屋の背後にある稲倉山(当時は硫黄岳と呼ばれていた)で硫黄をとる事業を別会社で行っていた関係もあり、ここに小屋があるようです。
15:27長いルートを歩き切り鉾立着。流石に暑くて、久しぶりにカキ氷を食べました。
秋田では秋田富士。山形では庄内富士と呼ばれる鳥海山。大きな大きなみちのくの山でした。