山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

富士山1合目~5合目(前編)

ようやく第3回目の「富士登山のためのトレーニング」の日がやってまいりました。

今回は、1合目正確には富士吉田の中ノ茶屋(標高1,090m)から富士スバルラインの終点の5合目(標高2,305m)まで、ひたすら登るという練習です。標高差は、なんと約1,215m。

何でこんなことをするかというと、8月に予定している富士山登山の本番では、五合目(富士スバルラインの終点)から富士山の頂上・剣ヶ峰(3,776m)との標高差が約1,470mあるので、今回の練習で「とにかく標高差に慣れましょう」という企画です。

標高差はともかく、あまりこの時期に1合目から5合目を歩く人はいないと思うので、結構楽しみでした。

★山行日:2012年6月10日(日)

★天気:くもり(ガスってました)

★コース 

中ノ茶屋→馬返し→1合目→2合目→3合目→大黒天(4合目)→御座石→中宮→佐藤小屋→五合目(標高2,305m)

本当に登る一方で、下ることはありません。そういう練習なので・・・。

★実際の様子

例によって都内からバスで山梨県富士吉田市内へ。登山安全祈願のために「北口本宮富士浅間神社」に参拝し、更に中ノ茶屋まで車で移動。

9:55に中ノ茶屋(標高1,100m位)を出発。10:30 に大石小屋跡(標高1290m)付近で休憩し、その後再び歩き始めました。

馬返し(標高1,440m)を11:05頃通過。昔は、馬はここまでだったので、そういう名前だったそうです。現代は、一般のバスがここで折り返しとなっています。(写真はバス停)

馬返し

さらに進むと禊所(みそぎじょ)がありました。江戸時代までは、女性はここまでしか登ることができなかったそうです。現代に生まれてよかった。

禊所

更にこんな道をあるいて・・・

1合目への道

その先の1合目(標高1,520m)に11:25に到着。

1合目

こんな建物もありました。歴史を感じます。昔の人はこの横を通ってお参りもして登ったんだろうな。

1合目神社

少し休憩して11:50に出発。ちなみに周りは写真のような樹林帯です。4合目を過ぎたくらいまで樹林帯は続いています。

1合目付近樹林帯

更に2合目(標高1,700m)に12:30頃到着し、また休憩。この前登った西丹沢の檜洞丸の標高を既に超えました。

2合目

それにしても休憩が多い。

多分3回目になるとメンバーの中で

普段から別途トレーニングをしている人

月に一度しか山に来ない人

・・・の体力差が出てきたようです。

休憩時間に周りをみるとたった2時間歩いただけなのに、ヘロヘロになっているご夫婦も。特にご主人はザ・メタボ体型。「がんばって~。」と思いましたが、私にできるのは見守るだけ。ちなみに、その後彼らにお会いすることはありませんでした。おそらくこの回でギブアップしたに違いありません。

・・・とここまで書きましたが、まだまだ先は長いので、今回はここまで。また今度~。