山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

富士登山成功への戦術 私の場合

2012年9月から山の学校に入ることにしましたが、目下の目標はやはり8月の富士登山成功でした。

自分の富士山挑戦の本番まで、2か月を切るかどうかといったタイミングの2012年6月下旬のこと、新聞に「弾丸登山だと成功率が低い」という記事が載っていました。(写真はその切り抜き)

新聞切り抜き

ニュースの詳細のURLはこちら(2012年6月28日):

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2800A_Y2A620C1CR0000/

富士山を登るにあたって、どういうプランがいいのか考えていたけれど、登るからには、自分としては:

「絶対に日本最高地点である剣ヶ峰(標高3,776m)地点まで行きたい!」

・・・という気持ちで一杯でした。

この記事をみると、やはり「高所にうまく適応する」「余裕を持った山行計画」というのが成功率を高めるポイントのようでした。

「高所障害(いわゆる高山病)」は、「気圧」の変化に身体がついていけなくて発生します。頭が痛くなったりとか、吐き気、むくみなど様々な症状があり、ひどくなると死に至ります。馬鹿に出来ません。(このあたりの情報は、是非ご自身で調べてみて下さいね。)

私の場合、「3,000m級の山」に登った経験が全くありません。

それまでの自分の人生で訪れた場所のうち、最も標高が高かったのは、スイスのユングフラウ鉄道で行ったユングフラウヨッホ駅からエレベーターで昇った「スフィンクス展望台」の標高3,571mです。でも、こんなの登山でもなんでもない。タダの観光客として行っただけ(-_-;) カッコ悪すぎ!その時は幸い高度障害は出ませんでした。でもあれから何年たったんだろう・・・。

カッコ悪いかもしれないけど、成功率を上げることと、安全第一を考えて、

- 山頂でのご来光は諦める

- 弾丸登山はしない(時間をかけて身体を高所にならす)

という前々から考えていた方針で「2泊3日富士登山」を結構することにしました。お風呂に入れなくて、女子力下がりまくりますが、この際仕方がない。一生に何度も登る山じゃないし。腹をくくりました。

あとは怪我をしないで、地道にトレーニング登山をして、身体を調整していくしかない。(天候は神頼みだけど。)

そんな感じで、7月からの最終調整へと向かうのでした。(つづく)