金峰山のあと、一週間もしないうちに今度は谷川岳に行きました。もう毎週のように山に行くようになると、トレーニングというよりも既に「山大好き」状態(山バカ)です。
どうして谷川岳に行くことにしたかというと:
- 今までとは違って岩・鎖場・ロープ等なんだか面白そうなものがある。
- 標高2,000m以下なのに急峻な谷と沢が非常に印象的
という2点につきます。
低山・里山もいいけれど、岩稜のある猛々しい山は、やはり心惹かれます。金峰山に登って、岩稜歩きに目覚めたのか、更にそういうところに行きたくなったような気がします。
★山行日:2012年7月21日(土)
★天気:小雨のちくもり
(※確かまだ梅雨が明けていなかったような気がします。)
★コース
(往路)天神平→熊穴沢避難小屋→天神尾根→谷川岳・トマノ耳(標高1,963m)
(復路)トマノ耳→天神尾根→熊穴沢避難小屋→天神平
※今回もピストンでした。
★実際の様子
例によって都内から車で移動してきたので、谷川岳ロープウェイの天神平に着いたのは、10:45でした。ここの標高は、1,320mで、ご覧のとおり周りはガスっています。
そこから木道のトラバース道を歩きました。雨の時期の木道は、滑りやすくて危ないので、いつもより気を使います。熊穴沢避難小屋に到着したのは、ちょうど1時間後の11:45でした。避難小屋って生まれて初めて見ました。随分あとになって知ったのですが、冬になるとこの小屋は完全に雪に隠れちゃうそうです。
20分休憩し、12:05に出発。登山道は、写真の通り岩がゴロゴロしてきました。
視界も開けてきて、西の方角を見ると、山々は雲に覆われています。幻想的な風景です。
「天狗の留まり場」近くから「肩の小屋」のある方向を見ると、雪渓が残っています。7月なのにこの状況。冬はさぞ厳しいでしょう。もう樹林帯ではなく、クマザサだらけです。
肩の広場に近づくにつれて、西方向の雲も取れてきました。先ほど雲がかかっていた山がくっきりと見えます。
そして雪渓も・・・。
13:41谷川岳肩の小屋に到着。ここの標高は1,963mです。そこからトマノ耳方面をみるとこんな感じです。ケルンみたいなものが見えますね。
13:54にトマノ耳(標高1,963m)に到着。
今回は時間の関係でオキノ耳には行けませんが、トマノ耳からオキノ耳を見ると、写真のような感じです。完全に岩場というか崖です。ヒョエ~!
これよりももっと奥に、一ノ倉沢という、剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられるロッククライミングで有名な岩場があります。一般登山道を行く私からすれば別世界のお話。「どんな猛者が登るんでしょう? 会ってみたいものです」と思っていたら、友人がいつの間にか登ってました。まさに灯台下暗し。
14:10には下山を開始。肩の小屋方面に下っていくと、またガスがかかってきました。
結局、15:25には熊穴沢避難小屋に到着し5分ほど休憩。その後、天神平の駅付近に戻ってきたのは、16:55でした。
★感想
谷川岳は、今までの山と違って、より自分のイメージしている岩稜の山に近い感じがしました。今回も日帰りのパターンだったけど、いつかこのあたりも様々なルートがあるので縦走をしてみたいし、或いは今回は天神尾根を登るルートだったけど、西黒尾根のルートを歩いてみたいなと思いました。絶対にまた登りたいと思います。
それにしても、岩場になると、キャーキャー言っている女性が多すぎ!3点支持とか習ってないの? (-“-) 別に断崖絶壁ではないんだから、是非頑張っていただきたいなあ~。でも、キャーキャー言っているだけならまだいい方で、ストック振り回しているおば様方を結構見かけました。あぶなすぎます。「お願いですからストックは振り回さないで~!」と叫びたかったけど黙ってました。私も、一般登山者その1でしかないので。でも「他人を傷つける事故を起こす前に、ちゃんと使い方習ってきたほうがいいのでは?」と余計なお世話かもしれないけどちょっと思いました。
やっぱり安全のため、いろいろと本を読んだり、人に教えてもらうのは、間違ってはいないんだと実感。自分もまだまだのところが沢山あるから、9月からいろいろ教えてもらうことにしたのは、多分正解なんだろうな。
★お役立ち情報のURL
1. 「谷川岳ロープウェイ」のサイト
ロープウェイの情報だけでなく、今回の登山コースの情報も載っています。
http://www.tanigawadake-rw.com/tanigawadake/
山に関する全般の情報があります。
http://www6.ocn.ne.jp/~tozan-ce/index.htm
(おまけコーナー)