前回は、七合目の山小屋(鎌岩館)での宿泊まででしたが、今回は2日目(2012年8月29日)のお話です。
★実際の様子(2日目)
4:30頃には起床。あまりぐっすり眠れたとは言い難いけれど、とりあえず仮眠はできました。心配していた高所障害の兆候は、幸いなことにみられない。よかった。
4:58頃に外に出てみると、空が明るくなってきました。刻々と空の色が変化していきます。本当に美しい朝焼けです。眼下の湖は、山中湖です。(写真は5:05に撮影したもの)
5:14には太陽が姿を現しました。
小屋の前でもかなりの人がご来光を見ていました。少し上にある小屋の前も同様で、それを考えると山頂はさぞ混んでいるだろうなと思いました。
朝食をとり、6:00に小屋を出発。写真の通り、すっかり夜は明けましたが、まだまだ頂上は遠くて見えません。
20分ほど歩き、北方向を見ると河口湖や三つ峠が見えました。時刻は、6:20です。
さらに20分歩くと、山中湖だけでなく、駿河湾が南東の方に見えました。さすが日本一高い山だけあってかなり遠くまで見渡せます。
7:10に登山道の端の方で休憩。見上げると、多くの登山者が歩いているのがわかります。
少し歩いてから、今晩泊まる8合目に荷物を預けた。ここで20分くらい時間取られたような気がする。
再び歩き始めて、駿河湾方面を見てみると(8:31頃)、夏なので雲が沢山出てきているのがわかります。下界はもう暑いだろうな~。
9:04ようやく8合目の元祖室付近を通過。標高3,250mもあるんですね。どんどん未知のゾーンに入り込んでいます。
9:34に本八合目(標高3,370m)を通過。
地図にも書いてあるから頭では理解しているのだけれど「なんだか○○八合目が続いているなあ」と思いながら登り続け、11:00にようやく9合目に到着。
11:38鳥居が見えてきました。ここを登り切れば吉田ルートの山頂です。
11:42久須志神社(富士山頂上浅間神社奥院)に到着(標高3,710m)。みなさんこんな感じで写真を撮ってます。
下界はご覧のとおり多くの雲が出ています。
日帰りの人は、大抵ここに到着後に直ぐ下山ルートでおりてしまいます。実は、日本最高地点の剣ヶ峰(標高3,776m)に行くには、お鉢巡りが必要で、昭文社のタイムで「1:37」つまり「2時間弱」かかってしまいます。なので、そこまでしないで下山する方が多いのです。
でも、私の場合、剣ヶ峰(標高3,776m)まで行くのですが・・・。
まだまだ続くので今回はここまで~。