とうとう富士山に登ってしまいましたが、今まで習った色々なことを書けませんでした。
なので今回は高所障害の話を参考までに書くことにします。(詳しいことは、必ず山の専門家である山岳ガイドさんやお医者さんの書いた本を読んだりして調べてみて下さいね)
急に標高の高い所に行くと、気圧の変化に身体がついていけず、高所障害(高山病)になることが多いそうです。標高2,000m過ぎると発症する人が出てくるそうです。
症状としては:
- 頭痛
- 吐き気
- むくみ
- おなら
- いびき
これ位ならまだマシで酷くなると:
- 脳浮腫(脳が腫れる)
- 肺水腫(肺に水がたまる)
になるそうです。
私の友人の何人かが、富士山に登ってあまりにも頭が痛くなったので、リタイアしたのは高所障害のよくある例だと思われます。まあ最後の2つは、ヒマラヤの山に登った人の体験記なんかによく出てきますね。その状況は想像もつきませんが、何だかすごく怖いです。
ということで、出来るだけそういう状況は避けたいので、としては:
1.身体をベストな状態にしておく(寝不足・風邪気味・過労はダメ)
2.水分補給をいつもより多めにこまめに
3.即エネルギーになる炭水化物を摂る
4.アルコールや控える(前日・当日)
5.タバコもダメ
・・・という方法があるそうです。
つまりこの逆をやると直ぐに高所障害になってしまいます。弾丸で仕事終わった後にそのまま移動して富士山登ると、やはりリスクは上がるのはここからもわかりますね。
で「もし高所障害になったらどうしたらいいのか?」
1.高度を下げる。それ以上登ってはいけない!
2.水分補給を多めにこまめにとる
3.身体を冷やさないようにして休む
4.深呼吸をする(酸素を体に取り入れる)
・・・だそうです。
素人判断だと危険が伴うので、「おかしいな」と思ったら、ガイドさんがいれば即言った方がいいし、そうでなければその時の体力とか状況によると思うけど、下りるのがやはりよさそうです。
富士山に登った時も、歩いているときも「できるだけ呼吸は深くして下さい」「こまめに水分補給をしてください」とかガイドさんに言われていたけど、こういう事が背景にあるんですね。
なってからでは遅いし、高所障害になるのも個人差もあるそうなので、皆さんも是非講習会や本などでお勉強することをおすすめします。
私も身の安全のために、更に学んでいきたいと思います。
(参考情報)
■以下のウエブサイトにも、「高山病」という表記で高所障害に関する説明があります。参考になると思います。
日本山岳救助機構合同会社 (Japan Rescue Organization LLC)