登山では、普段の生活よりもエネルギーを消費するそうです。
これには計算式がちゃんとあるそうです:
登山で消費するカロリー=体重×行動時間×5カロリー
例えば、体重50kgの女性が5時間行動した場合に必要なカロリーは、1,250カロリー。結構な消費カロリーですねえ。
そのため、必要なエネルギーをちゃんと摂らないとバテちゃいます。
必要なエネルギー摂取の注意点は:
1. 摂るなら炭水化物(直ぐに燃えるから)
2. 油分(脂肪)はダメ(炭水化物と一緒にとらないと燃えないそうです)
3. こまめに少しずつとる(行動食)
ダイエットとかで食べものに気を使う女子はご存知かもしれませんが、炭水化物は取り過ぎると、体内で脂肪になっちゃうそうです。女子には大敵に聞こえますねえ (>_<)
でも全然とらないと今度は、シャリバテ(炭水化物不足でバテること)になるので、それも注意しないとだめだそうです。ほんと適度・適量って難しい。
3ですが、前回の「休憩の話」にも書きましたが、登山では短めの休憩をとることが多いです。なので、食事もその間にちょこちょこ摂ることになります。
またそうするのは、食事を一度にとると眠くなるし、注意力が落ちてしまい、事故が起きやすくなるからだそうです。
実際に、「魔の午後2時・3時」とも言われ、その時間に事故が多いのですが、そういうことが原因の1つとも言われているそうです。
食事一つとっても、山に適したお作法があり、理由があるんですね~。
それではまた♪