山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

大小山(栃木県)

2013年に入り、私の山生活は、ますます加速の一途。

 

新年最初の山歩きは、「大小山」でした。「どこ?聞いたことない」って声が聞こえそうですが、私も初めて聞きました。ここは、栃木県足利市にある標高313.6mの低山です。(足利市のハイキングマップでは、標高313.6mの山が、妙義山という名前になってますが、国土地理院の「地形図」では、大小山となってます。う~む、こういうの困ります。)

 

そして、今回も登山スクールの一環。実践編の7回目です。

 

なぜ、こんなところに行くかというと、ここにもちょっとした「岩場」と「鎖場」があるから。(前回の日和田山と同じ路線ですね。)

 

あとは、メジャーな山にスクール生がゾロゾロ行くと渋滞で迷惑なので、マイナーだけどそれなりに「面白味」と「歩く意義」のあるところに出かけているのです。(教わる方は、単に現地に行って登るだけだけど、講師陣は下調べ大変だと思います。本当に感謝です。)

 

もう一つの理由は、もう少し標高の高い山に登ると、この時期雪に遭遇する可能性もあるので、軽アイゼン未体験・雪山デビュー前のスクール生には、少々敷居が高いのです。

 

そんな訳で、低山(というか里山)で引き続き修行と相成りました。

 

★山行日: 2013年1月12日(土)

 

★天気: 快晴

 

★コース

三柱神社→阿夫利神社妙義山(地形図上の「大小山」 標高313.6m)→男坂阿夫利神社→三柱神社

 

行動時間:講習・休憩なども込みで3時間位。(通常だと2時間のコース)

 

※三柱神社・阿夫利神社への最寄りの駅はJR両毛線富田駅足利市のハイキングコースの紹介では、阿夫利神社からがハイキングコースとして紹介されています。

 

★実際の様子

10時過ぎには、三柱神社に到着。北関東は遠く、ここまで来るのに3時間以上かかりました。凝り固まった体を、まずはストレッチでほぐしました。

 

いいお天気で、ポカポカと暖かい日差しを浴びながら、三柱神社から阿夫利神社まで集落を抜けて歩きました。登山口のある阿夫利神社付近には、駐車場があるので、車の方はそちらを利用すると便利かと思います。

 

阿夫利神社から先は、登山道。地元のハイキングコースなので、てきぱきと登っていき、11:18には妙義山山頂(標高313.6m)につきました。

 

妙義山 大小山山頂

 

北側を見ると、佐野ゴルフ場や遠くに日光の山々が見えます。(雪を被っているのは男体山かな)

 

大小山山頂 北方面

 

北西方面は、こんな感じです。

 

妙義山 大小山 北西方面

 

山頂は、狭いのと、天気がいいので地元のハイカーが沢山登ってくるので、写真タイム終了後5分ほどで下山。

 

この山は、群馬県の岩場と鎖で有名な「妙義山」と同じ名前もついているだけあって、山頂直下にそういう場所がありました。なので、ここも2012年12月に行った秩父の破風山と同じく、ちょっとした「岩場」と「鎖場」がお好きな方には楽しい山です。

 

そこから更に30分位歩き、11:47に大小山の山頂(標高281m)につきました。

 

大小山 標識

 

11:59には、「大小山」の看板の「大小」の文字が見えるところまで下りてきました。しかし、誰が何のためにこの看板つけたのでしょうか。分かり易くていいですが。

 

大小山 看板

 

下山で手こずることもなく、あっという間に(1時間位で)阿夫利神社まで、下山。それから、また三柱神社の境内でストレッチして、時間が沢山あるので、スリングとカラビナを出して、「簡易ハーネス」の作り方の練習をしました。

 

時間が余ってしまい、そうなると遊び心が出てきてしまい、「マジック・ショーごっこ」と称して、「タ・ラララララ~ン♪」とか鼻歌うたいながら(頭の中でかかってた曲名:ポール・モーリア「オリーブの首飾り」。マジックショーでよく使う曲!)、「はい。出来ました!」と同級生と一緒にふざけてたら、監督に「こらッ!」と一喝されました。「ごめんなさ~い。」と女子一同。まるで女子高生。

 

そんな感じで、「明るく・楽しく・厳しく」がモットーのスクールの2013年最初の山行は、終わりました。

 

★感想

新年早々の山歩きは、お天気にも恵まれ、いいスタートを切れました。北関東にある栃木県は、少々私の住む場所から遠いので、スクールとかがなければ行く機会もないですが、変化に富んだコースなので、埼玉・栃木・群馬にお住まいであれば、駐車場もあり、行きやすいので、ご興味があれば歩いてみると楽しいと思います。

 

実際に、山頂でお会いした地元のハイカーの中には、「この山だけ毎日登っている」という元気なご年配の男性もいらっしゃいました。地元の人に愛されている山という感じがして、好感が持てました。

 

★お役立ち情報のURL

①「足利市観光振興課」のサイト

こちらの方には、コースと所要時間などが載っています。

http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikaga-kankou/i-daishoyama.html

 

②「足利市観光観光協会」のサイト

こちらに「大小山ハイキングコース」として、紹介され、「ハイキングマップ」もPDFでダウンロードできます。

http://www.ashikaga-kankou.jp/hiking

 

★温泉情報

この時行ったのは、「幸の湯」だったと思います。最寄りの駅は、「足利駅」ですが、栃木県は車社会なので、車でのアクセスの方がよいです。

http://www.sachinoyu.co.jp/

 

(使った地図)

国土地理院 2万5千分の1

地形図「佐野」です。