2013年1月にスタートしたクライミング・ジム通い。途中、腕のトラブルに少々悩まされたものの、6月に入っても、練習を週1~2回地道に続けていました。
一番簡単なレベルのものを何とか片っ端から終わらせようと頑張りますが、なかなか狙ったものを落とせません。
疲れると、諸先輩の華麗な登りを眺めながら、身体の動きを観察していました。このジムでは、より強くなるためのトレーニング・プログラムがあります。上手な先輩たちは、男女問わず、これを段階的にこなしているようでした。
私も「いつか絶対やってみたい!」とジムに通い始めた時から思っていましたが、「初級者用の壁に手こずるようでは、まだあれは早いかな」とあきらめていました。
何せ「これどうやって持つの?」「足どこに置くの?」みたいな「すごく小さいホールドのついた専用の壁」を使ってするトレーニングだから。「クライマー養成スペシャル壁」みたいな感じ。
古いけど「巨人の星」で言えば、「大リーグボール養成ギプス」みたいなもん。
5月下旬~6月の2週間ミズガキと小川山方面の岩山ばかり歩いていていた私。やっぱり「クライミング上手くなりたい。」と強く思うようになりました。
そんな思いを知ってか知らずか、
師匠から「やってみる?」と誘われました。
まさに渡りに船!「お願いします」と即答。
ちなみに、このトレーニングにはスパイ映画のタイトルみたいな名前がついている。でも私にとっては、「ミッション・インポッシブル」に限りなく近い。
「・・・例によって、君もしくは君のメンバーが捕らえられあるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、このディスクは自動的に消滅する。」
・・・って台詞が映画にありましたが、このトレーニングも「本人のやる気・執念・努力」にかかってる。
ミッション・インポッシブルな壁との4ヶ月間の格闘が、そんな訳で2013年6月11日(火)からスタートしました。