今回は、北岳山行シリーズの最終回!ひたすら下山の巻です。
★山行日:
(最終日)2013年8月11日(日)
★天気: はれ
★コース
(最終日)肩ノ小屋→小太郎尾根分岐→草スベリ→白根御池小屋→広河原
行動時間:
(最終日)7時間45分(休憩込)
★実際の様子
(最終日)
強風のせいなのかお風呂が恋しいのか、ときどき眼をさまし2日目の晩は細切れ睡眠でした。その為、寝る努力は諦め、「横になっているだけで休息にはなるからいいや」と割り切りました。4時前には何となく起きようかなという気分に。
5時には外に集合!朝日が鳳凰三山の方から登ってきました。
朝日が雲海の中の富士山を美しく浮かび上がらせています。
まだまだこの時間寒いので、みんなダウンなどを着込んで、朝日を眺めています。
5:15に肩ノ小屋を出発。名残惜しいですが、北岳とはお別れです。
5:45には小太郎分岐に到着。6:15には草スベリと右股コースとの分岐付近を通過。今回は草スベリを下りて行きます。
7:45には、白根御池に到着。
ここから草スベリをみると本当に草のゲレンデという感じでした。北岳はもうあんなに遠く。登るのは大変なのに下山はいつもそうですが、あっという間です。
白根御池小屋で長めの休憩をとりました。
ここにはどこかから引いてきたお水を蛇口から飲むことが出来るのですが、「これぞ本物の南アルプス天然水!」という感じ。なんだかとても美味しかったことが、記憶に残りました。山頂直下ではこういう訳にはいきませんから、水のありがたさをつくづく感じました。ちょこっと行動食も食べて鋭気を養い8:25に出発。
10:55には大樺沢分岐に到着し、5分ほど休憩。標高が下がるにつれ、気温も上がり、下界の暑さを少しずつ思い出してきました。
12:02には広河原に到着。北岳はもう雲の向こうです。
怪我することもなく無事に歩ききった幸せをかみしめました。
そしてタクシーでまだ芦安まで移動。さらにバスで日帰り温泉に行くために甲府盆地をひた走りました。バスから降りると、モワ~という何とも言えない空気。息をするのも暑い。
この日の甲府の最高気温は、40.6度。
北岳山頂付近の今朝の気温との差は、30度以上。
山と下界環境の違いを200%全身で味わいながら、北岳山行は終わりを告げました。
★感想
北岳での山行は、スクールの1年間の集大成というだけあり、登山の喜びと怖さを知ることができた非常に有意義なものでした。
これを成し遂げたことで、自信をもつことができたし、またこれからも山を続けて、「更なる目標」に向けて、「何をすべきか」、「どんな風に山と向き合いたいのか」を考え始めるきっかけになりました。
★お役立ち情報
源泉かけ流しの湯 湯めみの丘
http://www.geocities.jp/yumemionsen/
(使った地図)