今回は、「スノー・シューで雪山をお散歩」という企画で、北八ヶ岳の麦草ヒュッテへ。
スノー・シューって履いたことないからワクワクして出かけました。
★日程:2014年2月22日(土)~23日(日)
(1日目)移動と麦草ヒュッテ周辺散策
(2日目)麦草ヒュッテ周辺散策後下山
★天気:
(1日目)晴れ
(2日目)晴れ
★コース:
(1日目)麦草ヒュッテ~白駒の奥庭~白駒池~麦草ヒュッテ
(2日目)麦草ヒュッテ~駒鳥の池~丸山展望台~白駒のコツ~麦草ヒュッテ~日向木場展望台~蓼科・自然学校前ゲート
★実際の様子
(1日目)
この日もいつもの様に、新宿からあずさに乗り、茅野駅まで移動しました。
2月14日の大雪のせいで、ついこの山行の数日前まで、中央線沿線は、小淵沢と高尾間が大雪の影響で不通となっていました。列車が西に進むにつれて、残雪の量が多くなっているのが目につきました。高尾駅を過ぎると、周りはまだ真っ白。通過する小さな駅のホームも雪がどっさり。
甲府駅に到着すると、写真の通り、線路の脇にも雪が多く残っています。1週間以上たってもこの状況ですから、当日は本当にすさまじかったに違いありません。
小淵沢の駅も、ホームが雪で覆われていて、何だか東北方面に来てしまったような感じ。ちなみにホームの向こう側には、今回歩く八ヶ岳がきれいに見えました。
「きっと八ヶ岳の雪の量は多いだろうな。」なんて思いながら、茅野に到着。ここも除雪された雪がどっさり。ここから、蓼科・自然学校前ゲートまではタクシーで移動です。
蓼科・自然学校前ゲートに到着すると、今度はスノー・モービルで移動です。生まれて初めて乗りましたが、気をつけないとバランス崩して落ちちゃいます。
お昼前には、麦草ヒュッテに到着し、しばしお昼というかお茶の時間。2013年の夏に来た時とはうって変わって周りは雪景色。雪の麦草峠もいいものです。
一服してから、スノー・シューを着けて(写真のような感じで)出発。アイゼンとはまた違いますねえ歩行方法が。
晴れているので歩くと結構暑いので、レイヤリングが大事。雪目にならないようにサングラスも必携!しばし雪景色を眺めながら休憩。時計を見ると時刻は、13:20でした。
更に歩いて14時過ぎには、白駒池に到着。池は凍っていて、雪で覆われているので、写真のような感じでみんなで適当に歩き回り、その後また休憩。
その後ここで、実験をしました。
ガイドさんから、「目を閉じてまっすぐ歩いてみて」という指示をもとに、みんな歩き始めました。
でもまっすぐ歩いているつもりでも、目を開けるとなんだか曲がってしまいます。
実は、これは「リンデワンデリング」(ドイツ語:Ringwanderung)という現象だそうです。「濃霧や吹雪のために方向がわからなくなり、同じ所を大きな円を描くようにぐるぐる歩き回ること。」という現象を、目をつぶることにより疑似体験してみたのでした。
ガイドさんからは「雪山で視界が悪くなるとこういう現象を起こすので、やたらに動いてはいけないよ!」ということを教えていただき、また一つ知識を増やすことが出来ました。
そんなことをした後、また麦草ヒュッテまで雪山散歩を楽しみながら戻り、美味しいご飯を食べて、その日は終了となりました。
★お役立ち情報:
「麦草ヒュッテ」
今回お世話になった山小屋です。夏もいいけど、冬も良いですよ~。
★(使った地図)