実は2日目がこの山行のメインイベント!5時までには起きだし、長時間歩き!
★日程:2014年5月18日(日)
(2日目)介山荘→石丸峠→小金沢山→牛奥ノ鴈ヶ腹摺山→黒岳→大峠→鴈ヶ腹摺山→大峠
★天気:
(2日目)晴れ
★実際の様子
早起きして、小屋の外に出てみると、美しいモルゲンロート(ドイツ語:Morgenrot)つまり朝焼けが。こういう景色に出会えるから山歩きやめられません。
朝食をガッツリとり、6:55に歩き始めました。とりあえず目指すのは、石丸峠。いきなり登りです。等高線が狭く、つまり斜度があるので、みんな黙々と歩きます。
7:30に石丸峠先の標高1,957m付近に到着。
更に狼平(ササ原と昭文社の地図にかいてあるところ)を過ぎ、小金沢山に着いたのは、9:00でした。そこで10分ほど休憩。
まだまだ先は長いので、牛奥ノ鴈ヶ腹摺山まで歩きました。到着は9:50でした。この辺り標識が整備されているので、写真のようなきれいなものが立っていました。
今回の登山道は、黒岳まではひたすら南下なので、ずっと富士山が南に見えました。
実は歩いていると、5月の連休を過ぎたにもかかわらず雪が残っていました。それもかなりどっさり。なので、歩きすすんでいくうちに、途中でガイド陣から、「キックステップで上がって!」なんてことも言われました。
前の晩、山小屋のご主人に伺ったのですが、2014年2月の大雪で、介山荘付近も2階まで雪が積もってしまうほどで、その影響は相当なものだったとの事。やはり自然は怖いです。
11:20に黒岳に到着。ここでまた20分ほど休憩!
ホッとするのもつかの間。大峠までの分岐に戻り、ルートは東南へ。実は、今回の山行の最大の心理的プレッシャーは、この先!大峠まで下りてから、今度は「鴈ヶ腹摺山」に登り、そしてまた大峠までピストンするのです。
まあいいけど・・・。他のスクール生には辛いらしい!
ということで、13時前に一度大峠に到着。そこでチームは、2手に分かれました。つまり「滞留して今回は鴈ヶ腹摺山へは登らない人」と「登る人」です。
13:10に大峠を出発し、大きな岩がゴロゴロしている山を登っていきました。
そして、14:16に鴈ヶ腹摺山の山頂(標高1,874m)に到着!ここからの眺めは、昔の500円札にあった富士山の絵になっていたそうです。
結局15:10に大峠に戻ってきて、その日の山行は終わりました。いや~歩いた歩いた!
★感想
縦走は、天候に恵まれ良かったです。
それにしてもこの辺り「XX 鴈ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)」という名前がついている山が、3つもあります。妙な名前だなあ、「鴈が腹を摺ってしまうぐらい急峻な山だからそんな名前なの?」と思っていたら、本当にそうみたいです。
地名って面白いですね~。
★おまけ
日差しが気になる季節。帽子もお忘れなく!