山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

花嫁街道(千葉県) Day 2

この日は「花嫁街道」歩きの本番。具体的には、和田町の畑谷という集落から、海岸沿いの和田浦まで歩きます。

 

★山行日:2015年1月18日(日)

 

★天気: はれ

 

★コース:

畑谷→烏場山→駒返し→じがい水→経文石→第二展望台→花嫁街道入口→和田浦駅

 

行動時間: 約5時間

 

★実際の様子

朝ごはんをガッツリ頂いた後、民宿を朝8時過ぎに出発し、烏場山の北側の畑谷集落までタクシーで移動。

 

いくら房総半島とは言え、1月なので北側の斜面に位置するこの辺りは、雪山に比べれば天国だけどやっぱり寒い。登山道入口には、霜柱がありました。

 

烏場山入口

 

ストレッチをして8時半に出発。まずは、烏場山を目指しました。20分ほどで順調に「烏場山」と後で歩くことになる「駒返し」との分岐に到着。衣服調整を含めた小休止をしてから、更に歩き9時には烏場山(標高266.6m)に到着しました。

 

標識 烏場山

 

ここからは、富士山も

 

富士山を望む_烏場山

 

そして太平洋も望めました。そうそう千葉のマッターホルンと言われている伊予ヶ岳も見えました。この山は千葉県で唯一「岳」という名がついている山だそうです。山頂は、岩場もあり結構も面白いみたい。

 

朝から景色を眺めながら15分ほど休憩。根っこが生えそうですが、9:15に移動開始。

 

やや南西に歩き、見晴らし台でちょっと景色を見ながら立ち休憩をして、

 

花嫁街道_見晴台付近

 

10:05には駒返しに到着。駒返しは、確か「馬がそこまでは入ってくることができる」という場所だそうです。そこから先は、道が険しいので馬を下りて、歩くしかなかったそうです。その意味は、この先を歩いてみて分かりました。何せ、道が狭く、低山とはいえ結構歩くのは大変なのです。。馬なんて通れません。

 

駒返しを過ぎて、更に進み10:50には「じがい水」を通過。

 

じがいすい_花嫁街道

 

11:05に経文石前を通り、11:20には第二展望台に到着しました。ここで、またおやつタイムというか早めのお昼タイム。

 

30分ほどしてから、下山開始。12:30には、花嫁街道の入口に無事到着しました。

 

花嫁街道入口

 

ここから先は、集落から和田浦の駅までの舗装された道路をゆっくりと歩きました。森から、海岸方面に向かうと、日差しが温かいというか暑いくらい。昔の花嫁さんも、きっと「随分山側とは違うわね」と思ったかもしれません。

 

花の栽培が盛んな房総半島なので、海に近い集落を歩いていると、花の栽培用の温室が沢山あることに気がつきます。のぞくとカラフルなお花が沢山あってとてもキレイ。今回はしませんでしたが、ハウスによっては花を摘んだりすることもできるそうです。いいな。

 

海が近づいてくると、何となく神奈川県の三浦半島の漁村と似たような雰囲気。おばあちゃんになったら、こういう所でのんびり過ごした方がいいかもなあ~。

 

13:20には、和田浦駅に到着し、花嫁街道歩きは終わりました。

 

和田浦駅

 

★感想

結局2日連続で低山を歩きましたが、特に疲れることもなく、身体の不調も出なかったので、純粋に山歩き楽しめました。

 

また、なかなか来る機会のない千葉県での里山散歩は、いいリハビリになりました。

 

これでそれなりに自信がついてきたのと、やっぱり夏に槍ヶ岳に登りたいので、ガイドさんとも相談し、2月からよりハードな山に毎月登ることに決めました。なので次回からは、また中央線方面の山に登る機会が多くなるかな。

 

★お役立ち情報:

①「花嫁街道」などのハイキングコースが載っているサイトです。

http://www.mboso-etoko.jp/c_course/c35.html

 

②歩いていて気がついたこと:

少し歩きなれた初心者で「海を眺めながら歩きたい」という方にはお勧めです。ただし、このコースは、売店もないし、意外とアップダウンが多いので、「飲み物」「食べ物」はちゃんと調達してこないと困ったことになるかもしれません。

 

また「地図」も必携です。実は、いろいろとコースが枝分かれしていて、迷いやすく、間違えると飛んでもないところに出る可能性が高いのです。

 

それを踏まえていけば楽しいと思います。

 

(使った地図)

国土地理院 地形図 「安房和田」