毎月1回では山歩きの体力も低下の一歩なので、今度は山梨県道志村の山を歩くことに。なかなか個人では行きにくいので、また登山スクールの山行に便乗。
ちなみに道志村は、横浜市の上水道の水源となっている道志川(相模川の支流)があります。そのため道志村の森は、水源涵養林となっています。どんな森なんだろう。
★山行日:2015年3月1日(日)
★天気: あめ
★コース:
大栗バス停→赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)→長尾→厳道峠→久保バス停
行動時間: 約6時間
★実際の様子
この日は、残念ながら朝から雨。「雨男」と知られる某ガイドのせいでは?という声も一部聞かれましたが、雪よりはましです。
9:40に大栗バス停付近を出発。赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)への急な尾根を上がっていきます。この尾根結構長くて、上まで1:40も昭文社の地図によるとかかるそうです。休憩を入れると2時間以上かかるかな。
この日は、本当は、久保バス停をから厳道峠を回って、赤鞍ヶ岳へ登るはずだったのですが、雨のせいと赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)から大栗バス停への下りがかなり急なので、逆回りで歩くことに。
10:05尾根にのったところでまずは衣服調整も兼ねて休憩。
樹林帯の中を歩くとは言え、雨の日は休憩しているより動いた方がいいので、それほど長居をせずにまた歩行開始。
登っていくと10:35にゴトウ岩を通過。カエルみたいな形をしています。この地域では、カエルをゴトウと呼ぶのでそんな名前がついているそうです。
11:07に、赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)と厳道峠方面への分岐の付近に到着。ここでしばし休憩。休憩しながら、西側の斜面を眺めると、針葉樹が多いのが分かります。
比較的平らな東側を見ると、前の週に降った雪が残っていました。休憩をしている間に、雨も気にならなくなってきました。
休憩後、赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)方面に向かいました。
実はこの道志の山歩きは続き物。私は参加しませんでしたが、前の月の2015年1月に、「竹之本~入道山~秋山峠~赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)~大栗バス停」のルートを他のメンバーの多くは歩いています。なので、歩いてから少ししてから、「赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)の山頂はこの前行ったので行かなくてもいい」ということになりました。まあ、私も特に異議なし。ピークハントというよりも、今回は歩き込みのトレーニングで来ただけだから。
では引き返そうという話になったものの、登山道が雪で覆われているので、道がはっきりとはわかりません。「ちょっと確認してくる」とガイドさんがどこかに行っている間、スクール生達はちょいと休憩。
標識の方向と磁石とコンパスを見ると、厳道峠方面は、明らかなはずで、自分も他のスクール生達は、「東だよねえ。」と言っているものの、ガイドさんはあさっての方向へ行ってしまいました。そうこうしている間に、また雨が強くなってきました。
結局、スクール生に軍配が上がりました。って言うか、そこまでスクール生を育てたのは、ガイド陣のはずなんですけど・・・。調子悪かったのかな? 雪のせいで。猿も木から落ちるということで。
雨の中歩き続け、12:49には長尾(1,107m)を通過、それから鳥井立(1,047m)のテレビ塔中継アンテナの横を通り、厳道峠に13:56に到着しました。ここに着いた時は、本当に土砂降りでひどかった。
そこから更に林道歩きをして、久保バス停付近に着いたのは、14:36でした。
★感想
晴れていれば、南側に丹沢の山々を眺めることが出来る良い縦走コースですが、今回は雨で残念でした。なかなかアクセスがよくないですが、麓の民宿とかに泊まって、そこから登るのがいいかもしれません。
★お役立ち情報:
「道志の湯」
帰りに立ち寄った温泉です。道志村は、横浜市と友好関係にあるので、横浜市民だと割引があるそうです。
道志村は、山もあるけどキャンプ場がとても多いし、釣りも楽しめます。山を歩く元気はないけど、「自然を満喫しながらキャンプしたい」「釣りをしたい」という方にもお勧めです。そういった観光情報が載ってます。
「道の駅 道志」
ここで、道志村名物が買えます。今回初めて知りましたが、道志村は、クレソンの生産量日本一だそうです。またクレソンを使ったおそばとかも買えますよ。
(使った地図)
国土地理院 地形図