健康って何をするにも大事。
でもこの5ヵ月間仕事が忙しく、特にそのうち2か月は計算したら勤務時間が200時間をかるく超えてました。記録更新です。仕事嫌いじゃないですが、同じ記録更新なら、クライミングで登れるグレードの方がうれしいんだけど。
気力で突っ走ってきましたが、4か月目のコーナーを曲がったあたりで、胃が痛くなり、何だか胸も痛いような圧迫されるような嫌な感じ。幾つかの病名が頭に浮かんで、ビビってしまいました。
下界でも病気になると厄介ですが、実は、山の遭難の原因の第4位に「病気」が入っているのです。
山の遭難の3大原因は、少し古いですが平成26年度の警視庁の統計によると・・・
No.1 道迷い、No.2 滑落、No.3 転倒
それに続くNo.4が、病気なのです。
この病気がくせもので、山の中で突如病気になる人もいますが、結構持病のある人が、山で症状悪化して結果的に遭難するパターンが多いようです。こうならない為に、日頃の健康管理がポイント。
なので、これからのシーズンにかけ、クライミングと山にせっせと精を出す予定の私としては、このままではまずい。
不安を残したままでは、遊べないので、ゴールデンウィーク中の大事なイベントの一つが、検査でした。
①胸の痛みというか不快感
とりあえず心電図取って問題なし。経過観察。
②胃の痛み
胃カメラを9年ぶりに飲む。こちらも問題なし。急性胃炎だったみたい。胃がんの原因になるピロリ菌もいなかったし。
こんな説明資料頂きました。
不調はストレスが原因だったのかな。結果聞くまで、かなりビビりましたが、いずれにしても、山の遭難の原因No4の病気のリスクはとりあえずなくなりホッとしました。
ちなみに、Top3については引き続き:
①道迷い:地図による予習と、現場での地図の活用と地形のチェック。
②滑落:注意しながら歩く。
③転倒:②と同じだし、それに歩いてふらつかないように普段から体幹などの筋トレをする。
・・・などで対応するしかなさそうです。
③は、過去に自分が参加した山行でも起きていて、同じパーティの仲間が、転んで足の骨を折って、その夏の山行を断念したということを目撃しているので、他人事とは思えません。
皆様も、是非外で遊ぶ前に、不調を感じたら無理せずに、休んだり検査等を受けることオススメします。
★おまけ:
「平成26年中における山岳遭難の概況」by 警視庁。こちらに詳しい統計数値が載っています。興味のある方はどうぞ!得ることが多いです。
https://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki/h26_sangakusounan.pdf