山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

不帰!(Day 2)

<Day 2>

『夏山は「早出早着」が基本』という訳で、3時起き。身支度を整え、4時過ぎに小屋の外に出ると、既に行動開始中の登山者のヘッドライトがチラチラ五竜岳の山腹にみえました。

先を越された感あり。

明るくなると鹿島槍ヶ岳が姿を現しました。

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今回は、仲間とガイドさんを含む複数名のパーティなので、全員揃ったところで4時半出発!

この日は、昼前から雨の予報。なので時間との勝負!

どんどん歩くと、鹿島槍ヶ岳だけでなく、五竜岳もはっきりと視界に入って来ました。

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 白馬岳方面もこんな感じ。

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あんちょこの看板はこれ!急には全て頭に入りませんから。とほほ。

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八方ケルンを過ぎると、

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今回行く予定の不帰ノ嶮が見えてきました。

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遠くに見えますが、写真中央右側のV字の谷あたりがそれです。 標高差が激しい。

白馬八方池付近を5:45頃通過。

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きれいな花を眺めながら、

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7時に扇雪渓に到着。しばし休憩。

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この山域を歩くのは初めてですが、やはり歩くと雪が多い印象があります。

この先で、想定内ですが、雲行きが怪しくなり、雨がパラパラと降り始め、雨具装着!

でもずぶ濡れになることもなく進む。

それよりも、連休なので雪渓をナイキの靴でコワゴワと降りてくる女の子の方が気になる。ストック持ってるとは言え、あまりに危ない!

小屋手前の岩場で、念のためヘルメット装着。目の前には、こんなに可愛い花が。

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ちょいと小腹も減ってきたので、少し行動食食べてから最後のひと歩き。

9時半過ぎには、唐松岳頂上山荘に到着!

集団行動だし、何度も休憩入れてるからこんなもんかな。足遅い人もいるし。

何と着いた途端に雨がザーザー降ってきて、こんな状態に!

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絶妙なタイミングで小屋に入れて、本当に良かった。この後来た登山者の皆様は、ずぶ濡れで可哀想でした。

そんな訳で、この日はそれ以降天候が荒れ、全く何も見えず。仕方がないので、唐松岳頂上山荘の特製カップでお茶して、

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久しぶりにオセロなどして、時間つぶして過ごしました。