山も社会の縮図。いろんな人がいる。
時々巻き込まれるのが、やたら荷物の多い人。
大抵途中からバテる。
思い起こせば色んな例を見てきた。
北アルプス縦走初日「気持ち悪くて歩けません」と言った本人から、小屋に着いた途端に旅行土産のお菓子を渡された。驚愕!
テント泊でもないのに10キロ超えるザックを持つ人々の一味だ!小屋でお菓子買えるでしょ。
山を始めた頃、年単位・固定メンバー制の登山講習に参加してました。パッキングに対する意識向上のため、宿泊講習で時々ザックの中身チェックをしてました。
ある時講習生のザックからバナナが出現!
「1泊でこんなに食べないでしょ!」と怒られた。
講習を受けたはずなのに、必ず1人か2人いる変な人。仲間内からも総スカンだ!(山に限らず、組織の中にある一定割合で残念な人がいますが。)
知ってる人の中でもこうだから、恐ろしくて知らない人と長時間山歩く気にならない。
この前行った妙義で、ビビリ岩・背びれ岩を越えてきた別のパーティのおじちゃまのザックから、何と柿が9個出てきました。マジか〜?!
仲間に配ってた!
でもまあ担げるならいいと思う。
知り合いの中には、テント泊のために、美味しい食材・お酒・水、プラスしてクライミングの道具とか雪山装備とか持って歩ける超強者もいますが、やはり自分の能力の範囲を考えた方が良いと思う。
超強者とは対照的に、仲間の中には、荷物の重量を全て測ってグラム単位の軽量化を考える慎重派もいます。
私もパッキングの度「これ本当に必要?」と自問自答。軽量化はやはり永遠のテーマですね!