山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

茶臼岳〜八幡平

土曜の朝、新幹線を降りると・・・

f:id:gomtbytsurugi:20190804174507j:image

この方に、お出迎えいただきました。誰?

岩手と言えば「わんこそば」。ラグビーと岩手と言えば「釜石」!

調べると「わんこ兄弟」というキャラと今年開催のワールドカップのコラボ。ご当地キャラは好きではないけど、マーケティングの一環。頑張って下さい。

キャラはさておき、今回は、6月末に秋田駒ヶ岳に登って以来、八幡平や周辺の山々が気になり、盛岡へやってきました。

この日歩いたのは茶臼岳から八幡平のルート。

11:30に標高1,350mの茶臼口からスタート!

f:id:gomtbytsurugi:20190804174105j:image

暑いですが、異様な東京とは違う許容範囲の暑さ。

f:id:gomtbytsurugi:20190804174345j:image

最初に登るのは、こんな感じの茶臼岳。

歩き出すと、高山植物がやはり豊か。

f:id:gomtbytsurugi:20190804191420j:image

エーデルワイスに似たヤマハハコ。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191453j:image

ミヤマアキノキリンソウ
f:id:gomtbytsurugi:20190804191535j:image

モミジカラマツ。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191548j:image

12:14に茶臼山荘に到着。綺麗な避難小屋。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191407j:image

冬用の入口を見ると雪深いのがわかる。

f:id:gomtbytsurugi:20190804202340j:image

お昼を食べ、15分ほどしてから山頂へ向かう。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191400j:image

登山道沿いには、クルマユリ
f:id:gomtbytsurugi:20190804191415j:image

コメツガシラビソ?実がなっている。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191502j:image

12:33茶臼岳山頂(標高1,578.2m)着。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191516j:image

山頂から、熊沼と思しき沼、その先に畚岳(もっこだけ)、翌日歩く裏岩手連峰の稜線が視界に入る。
f:id:gomtbytsurugi:20190804191427j:image

標高差はないけど長い。それにしても空が広い。

さらに先に進むと、黒谷地湿原。13:31。

f:id:gomtbytsurugi:20190804201700j:image

湿原の前のベンチで一休み。8月の週末なのにほとんど人に会わない。

14:16安比岳との分岐に来ると、標識を熊が引っ掻いた跡がある。縄張りを示すためにつけるそうです。

f:id:gomtbytsurugi:20190804202050j:image

その先の源太森(標高1,595m)に登ると、八幡沼がよく見えます。

f:id:gomtbytsurugi:20190804202727j:image

北欧を彷彿させる景色。

源太森から下って八幡沼湿原を歩くと、

f:id:gomtbytsurugi:20190804203024j:image

ワタスゲがまだ残っていました。
f:id:gomtbytsurugi:20190804203037j:image

池塘がやはり多い。

f:id:gomtbytsurugi:20190804203243j:image

湿原を抜け展望台へ。

f:id:gomtbytsurugi:20190804210027j:image

登ってきた源太森と稜線が見えます。

f:id:gomtbytsurugi:20190804210016j:image

展望台からはもう1つの沼のガマ沼。
f:id:gomtbytsurugi:20190804210011j:image

水が澄んでいて深い。八幡沼とともに火口湖。
f:id:gomtbytsurugi:20190804210006j:image

15:17に八幡平到着。標高1,613.3m。

メガネ沼、
f:id:gomtbytsurugi:20190804210055j:image

そしてドラゴンアイで有名な鏡沼を見て、
f:id:gomtbytsurugi:20190804210041j:image

15:45に八幡平登山口(標高1,540m)に到着し、初日の山行は終了。

歩くときに注意を要するのは、どこでも同じですが、北アルプス的な険しいところはほとんどないという意味では非常にストレスフリーで、かつ素晴らしい自然を満喫できるルートでした。割と初心者むけかな。