八幡平に登った後は、
藤七温泉へ。
東北で最も標高の高い場所にある温泉。
ここも日本秘湯を守る会のお宿。
例によってテレビなし。携帯の電波は微弱。
でも露天風呂が沢山。
「汗を流すだけでいいや」と、内風呂に入っただけで終わりにするつもりでした。
でも、寝る前に「星空が見える!」と同室の方の声をきき外に出ると満天の星。
カシオペア座、天の川、こんなに沢山の星を見たのは何年振りだろう。
山小屋に泊まっても、最近は星にもご来光にも興味なく、あるのは登りたい山への熱い気持ちだけ。
「もったいないから露天風呂からお星様を眺めよう」と思い、露天風呂へ。
美しい星空を眺めていたら、なんとなく詩的な気分になってきました。
宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」を書きたくなったのもなんとなくわかるような気がします。
星の海を走る「銀河鉄道」・・・。
宇宙を感じる静かな夜。
みちのくが、ますます好きになりました。