翌朝バスターミナルへ。
白川郷・富山方面のバスは外国人が沢山。
向かったのは合掌造りの集落。世界文化遺産!
普通思い出すのは白川郷。でも世界遺産に登録されているのは、実際には岐阜県白川郷の荻町、そして富山県・五箇山の相倉と菅沼の集落。
そのうち「五箇山」は、数年前に全国通訳案内士(外国人向けガイド)の受験のため通っていた学校の先生から聞いて気になっていた。
ちなみに五箇山はエリアの名前で、地名ではない。
赤尾谷・上梨谷・下梨谷・小谷・利賀谷の5つの谷からなるので「五箇谷間」だったのが「五箇山」に転じたのが由来らしい。
バスに揺られ1時間半ほどで、相倉集落に。
通ってきた東海北陸自動車道には、50以上ものトンネルがある。一番長いのは飛騨トンネル。その長さは10,710m!10キロ以上もある。
自動車道沿いにはダムも。
黒部ダムと同じく、昭和の電源開発のために建設されたものだそう。関西電力の管轄!
今でこそ車で来れますが、やはり昔は秘境。
平家の落人伝説があるそうですが、ここまで流石に追手も来なかったでしょう。
歩くと季節が変わりつつあるのを感じる。
向日葵や
朝顔がまだ咲いている。
でもコスモスや
田んぼの稲穂をみると、
もう秋だなと思う。
池には金魚、
庭先には、ほおずきが植えてある。
収穫した野菜が、売っていました。
昔親戚の家で、食べきれないほど野菜もらって帰ってきた記憶が蘇る。
いつの間にか、頭の中では大野雄二作曲のNHKの番組「小さな旅」のテーマ曲が流れていました。
建物の形は違っても、どこか懐かしい感じのする静かな集落。次に来るときは民宿でゆっくりしようかな。冬がいいかな?