山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

白鳥小屋へ/目指せ日本海 Day 2 後半

<回想録>

栂海山荘前の大きなバケツ?には、オタマジャクシ。

本当は「さわがに山岳会」のお風呂にする予定だったドラム缶の話を思い出した。今はカエルさんの家。彼らも生きるのに一生懸命。私もこの延々と続く稜線を頑張って歩き続ける。

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約1時間後の12:41に黄蓮山着。

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周りは樹林帯で展望はなし。またここで小休止。

前の水場はスルーしたけど、白鳥小屋泊が決定したので給水が必要。更に30分歩き黄蓮の水場入口へ。
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水場は少し下った場所にありますが、水場の岩は丸く、苔が付いていて滑りやすくとても危険。

1人で行く時は特に注意が必要。朝日小屋でも「怪我人が出たので気をつけて」と言われました。

4リットルの水をザックに入れると重たい。

足取りは更に遅くなる。

13:50に菊石山着。アンモナイトの化石発見にちなみ命名された山。でも化石っぽいものは、残念ながら見当たりませんでした。
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さて白鳥小屋まで登るべき山は、あと2つ。

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そのうち下駒ケ岳は、地図に「木の根と露岩の急登」とある。地図の予習をしていなければ、多分心が折れる場所。でも分かってるから、とにかくでんでん虫よりも遅くても歩く。

下駒ケ岳に14:32着。ここで本日のポカリ終了!
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集中力も売り切れつつあり、危なくなってきた。この先も急な下りや小さなピークが複数あるから、そう簡単には白鳥小屋には着かない。

同行のメンバーが「もう最後の登りじゃない?」と言っても、多分違うな〜っと思えるのは、オールド・スクールっぽいけど、地形図でルートを眺めてメモ作っておいたお陰だ。

とにかく歩き続け、小屋手前の最後の水場入口へ到達。時計は15:55を指してました。

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でも今回は行くのはやめて荷物番。メンバーで一番弱々だし。白鳥山への最後の登りを一歩一歩進み・・・

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16:13にようやく白鳥小屋到着。ばんざい〜!

行動時間11時間48分。長い長い1日は終わりました。