<回顧録>
最終日は、激しい雨と雷の音で目が覚めた。
4:26雨具を装着し出発。
暗いし、雨だし、岩は濡れてるしヤナ事満載。
修行以外の何ものでもない。「黒部に怪我なし」という言葉を思い出し慎重に進む。
折尾滝に着く頃にはすっかり明るくなっていた。時計は6:26をさしていた。
前はここで朝ごはん。でも今回は雨で叶わず。
そこからさらに歩くと奥鐘山。
何度見てもハングがすごい。
そして7:45に大太鼓通過。
昔ホウ雪崩のあった志合谷。
そのトンネルに入ると石英がキラキラ光る。
幻想的だ。
ここを過ぎると蜆谷。
欅平が近くなりトロッコや駅のアナウンスの音が聞こえるけど、なかなか着きそうでつかない。
最後の急なゲキ下りを下り切ると欅平。
時刻は10:36。
前日よりもアップ・ダウンはなかったものの、やはり半端ない高度感。
雨の水平歩道は緊張の連続で疲れました。
前から気になっている黒薙温泉。
トロッコでないといけない。
いつか訪ねてみたいな。
黒部宇奈月温泉駅には12時過ぎ着。
寒かったので最後はラーメンで締めました。
2度目の裏剱・水平歩道の旅。充実しました。