2022年がスタート。向かったのは八ヶ岳。
青い空と雪のコントラストが美しい。雪が増え、大同心は真っ白。稜線は雲がかかっていて気象状況が厳しいのがうかがえる。
翌日の天気予報では稜線では風速25m・・・。
そんなことを忘れさせるような青空の登山道を歩くのは気持ち良い。
1月3日ともなると人も少ない。そのせいか途中鹿の親子に遭遇。全く人を怖がらず、木の芽を食べてました。
赤岳鉱泉到着後はアイスクライミング。久しぶりにアックスを振り、モノポイントのアイゼンを蹴り込むものの氷が硬くて難儀する。何も考えずに目の前の氷のことだけに集中する時間は大切だ!
翌日4日は、明け方強風の音で目が覚めた。元々山に登る計画だったけど、天気予報通りなので、この日もアイスキャンディを登る。2日目でようやくアイスクライミングってこんな感じだったなあと思い出す。
楽しい時間ですが、日の差さない底冷えする鉱泉でのアイスの練習はとにかく寒かった。
上まで登ると風が強く顔が痛い。稜線に向かっていたら大変なことになってただろう。
こんな体験をすると「今日はダメだよ」と八ヶ岳の神様の声がするような気がしました。
下界に戻ると「あの天気はなんだったんだろう」というくらいの晴天。
自然に向き合う姿勢と判断の大切さを再確認した年初の八ヶ岳入りでした。
今年も安全に遊びます。