山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

心の支え・・・

この前、キットカット買ったら、

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こんな写真のパッケージ。

世は受験シーズン。

これが、マーケティング戦略による製品だと聞いてたけど、実物見たのは初めて。

そもそも「キットカット」が、九州の方言の「きっと勝つとぉ〜」に似てるから受験生の間で人気になり、お守りがわりに彼らが買ってるということが発端で、こんな風になったとのこと。

もしクライミングの終了点に、これがぶら下がってたら、最後の一手まで頑張れるかしらん?

でもこの前、湯河原で「がんばれよ!」と師匠に久しぶりに言われた方が効いたから、チョコ一個位じゃあ、急には変わんないか。

まあ心理的な支えは、人だったり、ものだったり、その時々で違って、チョコでも応援の言葉でも、何でもよくて、支えがあること自体に意味があるんだろうな。

私の場合、そもそもこの遊びやってること自体が、支えだったりするし。

心の支えってなんだろう?

 

 

 

やっぱり楽しいな!

8ヶ月ぶりにアウトドアでクライミング

場所はお馴染みの湯河原幕岩。

ここは、昨年の3月以来。

しばらく外でクライミング出来ないと諦めてたら、急遽チャンスがやってきた。なので速攻で申込む!ジムの先生に感謝!

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梅の花がちらほら咲き始めていました。この日は、全国的に大荒れの天気。内陸の山や日本海側は、大雪で大変なことになっているのが、信じられないくらい。

今回は4つの課題に挑戦。アウトドア久しぶりなので、リハビリ・ロープ・クライミングです。かっこ悪いけどトップロープ

1つ目は、ダークヘラー(5.9)。これは湯河原の岩の感触を思い出すようにゆっくり登る。終了点からは、相模湾がキラキラ光っているのが見えました。これは多分リードで登っても平気だと実感。

2つ目は、すぐ隣のワンダーマリア(5.11b)!「登って」と言われた時には、11aとか言われて取り掛かる。まずスタートから指が痛い。左足は5ミリもないトンガリにのせ、右手はガギガギの結晶だらけの穴に指を入れ、左は薄いカチ。全然ダメ。

3つ目は、シャクシャイン(5.10d)。ワンダーマリアに比べれば、足も手もすごい良いのに、3ピン目横の上のトンガリ・ガバを取るところまでの足さばきが上手く行かない。しょんぼり。これはまたやりたいなあ。

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4つ目はトポにない11b。ゼルダ(5.11a)の奥にある課題。短いけど、薄いカチの連続!これ実は昨年トライしている。同じくトップロープで。何人かがトライして、そこまでで出来たのは1人だけ。最終で私の番が回ってくる。またしてもテンションかけながらだったけど登れた。いつかノーテンションでRPしたいな。で今は無理だけど、出来ればそのうちリードで!

今回は、やっぱりクライミングは楽しいし、好きだなという思いを噛み締めた1日でした。

今度アウトドアの機会があるときは、リードしたいな。

 

変化?!

いつものように仕事を終え、今年初のリード講習へ。

この日のお題は、傾斜壁克服!

ボルダー壁で、徐々にレベルを上げて、3種類練習!割とそつなくこなし、キョンの使い方は「つるぎちゃんのようにやるのがいいですね〜」と言われたので身体の使い方は良いみたい。

まあ、これに関しては、ホームのジムの方が傾斜きついし、最近できるだけ登るようにしてるのが効いてきているのかも。

後半は、リードで傾斜壁。

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講習始めた頃は、半分しか登れなかった課題が、倍くらいまで進んだ。終了点まであと少し。進歩?!少しずつ出来なかったことが出来てきた。

いい変化。幸先の良いスタートが出来たと思う。

 

 

「何で?」って言われて・・・

この前友達に「何で山とか岩登るわけ〜?さっぱり私にはわかんないわ」って言われました。

まあ別にわかんなくてもよくって、私もあなたと一緒に山行かないし誘わないし、だから理由聞かれてもねえ。

かのマロリーみたいに「そこに山があるから」とか言うつもりも、当然無い。

「じゃあ何か夢中になったことないの?」と聞いてみた。「別に仕事でも何でもいいから思いつくことない?」と聞くと。

「ある!楽器やってて楽団入ってた。その時、師事してた方に無謀と言われても、必死になって弾きたい曲のために努力し続けた。でもある時それに対する時間とエネルギーを使えなくなって、妥協するくらいならやめちゃった方がいいと思って、それ以降楽器触ってない」と。

「全く同じではないけど、かなり頑張ってる時の、その精神状態に近いよ。わたし」と言ったら納得したようで・・・。

私の場合好きだから。他に理由なし。好きという中には、努力するプロセスや、登りきった時の達成感。仲間とそれを共有できることとかが含まれるかな。

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こういう事改めて言われると、ややこしい感じもする。

まあ、難しい話はさて置き、あと1日で週末。早く外で遊びたい。

治ったと思ったら・・・

年末にアイスキャンディー登ったら、氷に知らぬ間にぶつけ、気づくと脚はアザだらけ。

治ってきたと思ったら、今度はクライミングでまた増えてる。

雪上訓練して帰ると、雪なのに更に増加。

「治ってはぶつけ、治りかけると、またぶつける」の繰り返し。

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だから最近お世話になりっぱなしの湿布。

ここまでアザだらけなることは、今までなかったんだけどなあ。「周りをちゃんとみて行動しましょう」ということですね。

自然と向き合う姿勢

先月八ヶ岳の赤岳鉱泉で、世界7大陸最高峰日本人最年少登頂記録をもつ南谷真鈴さんを見かけました。(ここに来るといろんな方いらっしゃいますね。以前も三浦豪太さん見かけたし。)

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食堂でガイドさんや仲間と楽しそうに話している様子は、普通のイマドキの大学生って感じ。

翌朝小屋から外に出ようと自分が準備してたら、たまたま隣にいて「スパッツはつけた方がいいですか〜?」なんてガイドさんに聞いてました。何だか微笑ましい。

いろんな所で経験をつんでいるから、そういう質問なんてもうしないかと思ってたから意外。

「わからないことを分からない。知らない事・不明なことをきちんと確認する姿勢」ってやはり大事だなと、真鈴ちゃんをみてて再確認。

その日は、風が強くて、元々アイスクライミング目的だったので、山には登らず(ジョーゴ沢もダメだったし)私はアイスキャンディーで遊んでましたが、その日か翌日に滑落事故があったようです。

そんなニュースを聞くと、やはり自然と向き合う時には、いろんな事注意して、確認して、五感研ぎ澄ませてないといけないなと思う。