山に行けないので気分転換。
もう咲きそうな気配。春〜?
でもまだまだ雪山行きたい〜。
と思いながら歩いてたらジム発見!
人混み嫌いな私。
ここ数週間で更にその傾向が・・・。
空いてる時に行ってみようかな?
気分転換に。
3週連続で、週末はあずさに乗車。
雪山かアイスに行きたいところですが、以前から気になっていた不思議な名前の山へ。
その名も「セーメーバン」!
京都の晴明神社へ行ったことはありますが、山梨県大月のこの地名に惹かれ今回の山行決定!晴明が麓の村に水を引くために山に入ったのものの、鬼に阻まれ失敗し命を落としたのが名前の由来。
地形図では「七久保町林」集落から東尾根を登りセーメーバン(標高1,006.2m)に向かう道が、記載されています。ちなみに今は廃道。
なので入口に付近に標識はありません。
しいて言えば、こんな石の祠と、
木の祠があります。8:44登山開始。曇天で薄寒い。
ちょっとした急登を進むと、山神大権現の碑が倒れた状態で、道の傍にあります。
人があまり入っていないので寂寥感たっぷり。
灰焼場に9:59着。
北側には宮地山の稜線。歩き始めはガスってましたが、周りの景色が段々見えてきました。ちなみに宮地山〜大垈山の登山道はちゃんと山と高原地図に載ってます。
10:55には、もうセーメーバン着!
三角点も。
ここまで我々パーティーしかいない。
登山はこういうのが良いです。お腹が空いたのでお気に入りの蒸しパンをムシャムシャ。雪山とは違うけど、ジワジワやっぱり寒い。
10分後に下山開始。山頂直下は急な下り。
平らになった場所で振り返ると、結構山頂が高い場所にあるのが分かります。
更に歩くと南西が開けた場所に出ました。
富士山は裾野しか見えませんが、以前登った高川山が見えます。
もう少し歩くと、南東に先月登った九鬼山。
御正体山、奥に丹沢の山々。
あっという間にサクラ沢峠。なんとまだ12時。
元々この道は、岩殿山に続いています。
でも岩殿山は昨年の台風の影響?で通行止や巻道になっている箇所があるらしいです。
12:27無事に下山。
結局この日出会った登山者は一人だけ。
静かな山歩きが出来るのは、やはり良いですね~。
でも何だか物足りない。
次回はまた雪山にしようかな?
週末は初めて入笠山へ。
山を始めた頃夏に一度計画。でも台風で中止。その後昨年の冬に計画するも諸事情により予定変更。
冬に来ると普通のスキー場でした。
でもゴンドラで山頂駅まで行くと、
人工氷瀑が!今年から利用可能。
今回週末の初心者向けイベントに合流。
初日は南岸低気圧の影響で雪の降る中、ひたすらスウィングと脚使いの練習。
夜はマナスル山荘本館に宿泊。何を食べても美味しい。すっかりファンになりました。
翌日は夜明け前に起床。入笠山山頂へ。
着いたら6:21。まだ月が出てました。
夜明けと共に浮かびあがる八ヶ岳。
富士山。甲斐駒ヶ岳。
こんな風に日の出を見たのは久しぶり。
下山しながら、北西方面を見ると北アルプス。
小屋で美味しいクロワッサン等朝食をとり、
また人工氷瀑へ移動。
土曜日は雪で周りがよく見えませんでしたが、
どこを見ても美しい。
ゲレンデの向こうに八ヶ岳の峰々。
蓼科山・・・と素晴らしい眺望。
ゴンドラのすぐ横に人工氷瀑。アプローチが超楽!2日目は良いお天気の中練習。
アイスも山も登っちゃうという充実の2日間でした。今度はスノーシュー 持ってお散歩して、マナスル山荘本館に泊まってみようかな。
今回の雪山・・・
ソロだったのでツエルトもザックに入れた。
実は今までエマージェンシーシートだけ持参してた。でもさすがに雪山怖いので今回購入。もちろん事前に下界で設営練習済。
設営後ツエルトに家族にも入ってもらった。中はあたたかく好評。あまり考えたくないけど、下界の非常時にも役に立ちそう。
今回雪の上では、練習出来なかったので、また次回やってみます!
月明かりで目が覚めた翌日。
朝食の時はまだ周りは真っ暗。
この日は天狗岳方面を目指す。でも少しでも不安を覚えたら即下山のポリシーは変えず!
理由はいくつかある。
・・・と思ったから。
とりあえず7:15出発!
ちなみに気温はマイナス11度。
北アルプスは今日も綺麗に見えます!
7:58@オーレン小屋。
ここから根石岳方面のルートを取ります。通る人は多くないようですが、トレースはちゃんとありました。
箕冠山までの登りはずっと樹林帯歩き。地味にキツイ。8:57に箕冠山の分岐着。
この先が根石岳のコル。
美しい山にうっとりしたのも束の間。
猛烈な風!コルの真ん中の標識まで歩いてみましたがツライ。吹っ飛ばされそう!前歩いた時も風強かったけど、その時よりも強い気がしました。
残念ですがこの日はここまでに決定!
また箕冠山の分岐に戻る。
往路下山でも良かったけど、
景色が良いので夏沢峠経由で戻ることに。
樹林帯はやはり風を遮ってくれるので、ありがたい。
それでも昨日より風が強く、
晴れていても森林限界の世界ではツライ。
段々硫黄岳が近くなってきました。
10:08@夏沢峠
昨日は回ってなかった風車が回ってました。
自然相手の遊びなので仕方ないですね。
10:30@オーレン小屋。ちょっと休憩!
11:05には夏沢鉱泉に戻りました。
寒いのでうどん食べてあったまりました。
★あとがき
風が強いのは、天気予報とそもそもの地形の関係上分かってましたが、やはり怖い。3K(勘と経験と根性)で登るのは、自分のポリシーと異なる。なので今回はコンサバに帰ってきました。コンディションが良い時にまた登りたいと思います!今度は黒百合ヒュッテからにしようかな。
年明け最初の山は八ヶ岳。
静かな平日あずさで茅野へ。
小屋に着いたら11時過ぎ。迷ったけど、翌日の方が風が強そうなので、11:30に夏沢鉱泉を出発!
硫黄岳を目指す。過去に無雪期に2回、厳冬期に2回登ってる。今回ソロで行ってみることに。でも調子悪ければ、即下山と固く決めた。
今回のお供は、ココヘリ!
こんな発信器をポケットに入れて、
電子版の登山届を出して出発!
12:11オーレン小屋通過。硫黄岳方面は曇ってる。とりあえず夏沢峠まで移動。
12:38夏沢峠。
誰もいない。ここまですれ違ったのは一人だけ。雲がかかってるのは硫黄岳の上だけ。
風とガスってる状態がひどければ、戻ることに決め、ストックをピッケルに変え、硫黄目指す!
ケルンを数えながら山頂へ。
13:48に硫黄岳着!
山頂に誰もいないと思ったら、1パーティ。
爆裂火口も雪化粧。
赤岳も見えた。今年は冬登れないかな?
風は今まで登った中で最も微風。よかった。
でも寒いので写真撮ったら即下山開始!
オーレン小屋がよく見える。のぼりよりもくだりの方が道が分かりにくい。でもケルンや鉄の棒が目印になるので、ガスらなければ問題無さそう。
蓼科山、天狗岳、根石岳、箕冠山とよく見える。曇ってるのは八ヶ岳の上だけ。いい景色だ!
でもボッチ山行なので、とっとと下りる。
14:32夏沢峠まで戻る。
おりてきたら硫黄岳に日がさしてきた。
更に下ってオーレン小屋@14:47
赤岩の頭方面は注意の看板がありました。
そろそろお腹が空いてきた。気持ち足早におり、15:15には夏沢鉱泉着!
おやつは食べずに我慢して、
夕焼けの美しい北アルプスをみて
外は零下で寒いですが、
温かい
豆乳鍋と
沢山のおかずに、
リンゴ・シャーベットでしめました。
それにしても雪山ってお腹すくのはなぜだろ?
★あとがき
初めての雪山ソロ。無事下山!
数年前「硫黄なんてガイドいらないでしょ」という台詞をどこかできいてから、心に引っかかってました。もちろんそれが可能なのは、スキル・経験・天候全て揃ってればのこと。誰にでもおすすめはしません!