山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

長いトンネルを抜けると

ようやく天候に恵まれた久々の週末。

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久しぶりに上越新幹線に乗り、
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長いトンネルを抜けると・・・

秋の越後湯沢。無雪期に来たのは初めて。

今回はマルチピッチというかバリエーションで飯士山(いいじさん)へ。

8:41ここから登山道へ入ります。

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少し歩くと分岐。

行きは尾根コースへ。

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紅葉の美しいブナ森を抜け、
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途中から沢に入ると、

大きなスラブが広がります。
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雪で磨かれると岩肌もこうなるんですね。

それにしても濡れてて怖い・・・。

ライミング・ギアを装着後登っていくと、

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周りの景色の美しさに心を奪われます。

越後湯沢周辺のスキー場が視界に。

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NASPA、GALA、石打丸山。ちなみに飯士山の反対側の斜面は、岩原スキー場。飯士山の標高が1,111mであるのにちなみ、毎年11月11日に飯士登山祭が毎年行われているそうです。(今回とは別ルート)

スキーはご無沙汰ですが、スキー場を見ると練習したいなと思う。でもいつも慣れた頃にシーズンが終わる。冬は雪山やアイスクライミングをしたいから、スキーする時間が足りない。

・・・などと考える余裕が今回のマルチはある。

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気づけば4ピッチ登り、それからトラバース。

負欠岩が見えてきました。

よく見るとボルトが打ってあります。
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8ピッチ目で岩の基部に回り込んで、


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最後はこの上に登って完了。時刻は12:30。

登り終わったらお腹すいたのでおにぎりを頬張る。コルに吹き上げる風は冷たい。フリースを着こむ。やはり冬は着実に近づいている。

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帰りは登るよりも大変な急斜面の下り。

一般登山道の負欠コースにあたるルートなのですが、首都圏の整備された登山道とは違って、苔のついた岩があったり、道も細い。新潟の登山道は、割と難易度が高い気がする。

14:35には登山口に無事到着。

あっという間でした。

久しぶりのクライミング は気分爽快でした。

★おまけ

負欠岩の読み方ですが、二通りあるようです。

- ふっかけいわ

- おいかけいわ

私の周りでは前者の呼び方をしていたのですが。

現地の標識では後者のようになっていました。