ようやく天候に恵まれた久々の週末。
久しぶりに上越新幹線に乗り、
長いトンネルを抜けると・・・
秋の越後湯沢。無雪期に来たのは初めて。
今回はマルチピッチというかバリエーションで飯士山(いいじさん)へ。
8:41ここから登山道へ入ります。
少し歩くと分岐。
行きは尾根コースへ。
紅葉の美しいブナ森を抜け、
途中から沢に入ると、
大きなスラブが広がります。
雪で磨かれると岩肌もこうなるんですね。
それにしても濡れてて怖い・・・。
クライミング・ギアを装着後登っていくと、
周りの景色の美しさに心を奪われます。
越後湯沢周辺のスキー場が視界に。
NASPA、GALA、石打丸山。ちなみに飯士山の反対側の斜面は、岩原スキー場。飯士山の標高が1,111mであるのにちなみ、毎年11月11日に飯士登山祭が毎年行われているそうです。(今回とは別ルート)
スキーはご無沙汰ですが、スキー場を見ると練習したいなと思う。でもいつも慣れた頃にシーズンが終わる。冬は雪山やアイスクライミングをしたいから、スキーする時間が足りない。
・・・などと考える余裕が今回のマルチはある。
気づけば4ピッチ登り、それからトラバース。
負欠岩が見えてきました。
よく見るとボルトが打ってあります。
8ピッチ目で岩の基部に回り込んで、
最後はこの上に登って完了。時刻は12:30。
登り終わったらお腹すいたのでおにぎりを頬張る。コルに吹き上げる風は冷たい。フリースを着こむ。やはり冬は着実に近づいている。
帰りは登るよりも大変な急斜面の下り。
一般登山道の負欠コースにあたるルートなのですが、首都圏の整備された登山道とは違って、苔のついた岩があったり、道も細い。新潟の登山道は、割と難易度が高い気がする。
14:35には登山口に無事到着。
あっという間でした。
久しぶりのクライミング は気分爽快でした。
★おまけ
負欠岩の読み方ですが、二通りあるようです。
- ふっかけいわ
- おいかけいわ
私の周りでは前者の呼び方をしていたのですが。
現地の標識では後者のようになっていました。