DEAN &DELUCAで調達したBreakfast!
電車乗り換えて、
それから5ヶ月ぶりに可愛い電車へ、
暑そうですが。
さてどんな週末になるかな?
気分転換に、週末新幹線で高崎へ。
表妙義縦走です。
前日に妙義神社そばの旅館へ。
その昔、宮様がご宿泊なさったようで、このようなものがありました。やはり宮様は登山がお好きなのでしょうか?
その日は、軽くガイド陣と翌日のブリーフィング、それから友達と近況や夏山についての情報交換。
道の駅も見てきました。天ぷらにしたら美味しそうなキノコや山菜が沢山ありました!そんなことを考えていたら、夕飯に何とキノコと山菜の天ぷらが山のように出てきました。
旅館の廊下には、PEAKSに掲載された東西の岩稜ルート番付が貼ってありました。私が登りたいのは、もちろん西の横綱。まあルートは変わるかもしれないけど。
さて、翌朝は、7:05に出発。
登る方角をみると、大の字が見えるか見えない位ガスってます。
でも前日雨だったから止んだだけラッキー!
妙義神社の 鳥居をくぐり、登山道へ。
第一見晴付近からヒルが出現!被害者続出!
嫌ですね〜!
辻の手前、3連鎖の前にハーネス・ヘルメット装着!
この先は地図上「危」 というマークばかり!
ガイドさんによるショートロープの出番です。
奥の院をぬけ、ビビリ岩を越え、両側が切れてる背ビレ岩も、神様がスモーク焚いてくれたお陰で、幸か不幸か全く高度感なし!
大のぞきに11:04に到着。でも何も見えません。
滑り台状10mの2本と30mをぬけ、下りてきた岩場を振り返ってもガスガス!
タルワキ沢のコルに、12:40に到着。
本当は相馬岳に登るつもりでしたが、こんな天気なので中止。タルワキ沢コースを下り、中間道を西に向かい、東屋から金鶏橋へ。
登山口に着いたら14:50でした。
その後、もみじの湯@妙義ふれあいプラザへ(温泉)。
駐車場からは、ずっとガスっていた妙義の山々が見えました。
こうやってみると、ずいぶんすごいところ歩いてたんだなと思う。ちょっと前にギックリ腰で困ってたとは思えない。
温泉の後はローカル線に乗り込み、友達とワインで乾杯しながら、のんびり帰りました。
<感想>
上級者コースの妙義。自分も「ギックリ腰以降の久しぶりのリハビリ登山にしてはハードかな?」と思ってたけど、そうでもありませんでした。
山の条件も最高ではなく、ガスってるし、岩も場所によっては濡れてたり湿ってたり、イヤな感じしましたが、やはり妙義!とても楽しめました。
昨年の秋にもバリエーション行きましたが、そのうち、ヒルちゃんのいないカラッと晴れた時に別のルート行ってみたいな。
約3ヶ月に渡るリード講習が終了!
これで一区切りです。
前回の講習が皆勤賞だったのとは対照的に今回は、
①肩の調子の悪化
②家族の入院
③ギックリ腰
・・・と波乱万丈で休むことも多かったです。でも何とか通いきりました。
最終日は、4つの課題に取り組む。
まず5.7の壁でアップ。高さは怖くない。身体の痛みは腰も肩もなし!
それから新しくできた5.10bを!
グレーの大きなホールドのさばき方がミソ!
一回で登れましたが、意識と身体が思うように動かない。萎縮してるのか?
すご〜く疲れた感じはなくて、アクセル全開でもなかったけど。なんか納得出来ない登り。
でも、ギックリ腰になってから、初のリードクライミング。だからとりあえずよく頑張りましたと自分を褒めておこう!
次は、5.10c!
登りたいし登れるはずだけど、中間部のデッカいホールドが上手くさばけない。
何回か落ちながらトライしたけど完登ならず!
今度来たら、絶対落としたい。何せその横の5.10d落としてるから、ここで出来ないはずがない。くやしい!
不完全燃焼も良くないと先生も思ったのか、最後は短いけどチョイとヤラシイ5.10bを登りました。
で最後の5手がまたしても、オブザベしたのと感じか違う!ビレイヤーと先生のアドバイスを聞きながら、何回も落ちつつも何とか登る。
何だかモヤモヤが残る形で講習が終わっちゃいましたが、先生からは「前のクールでは、やってはいけないことを意識できなかったけど、今回の3ヶ月の講習ではそれが出来るようになったよ!それは大きな進歩」と言われました。
少しは成長したのかな?
大好きなクライミング。
自分が、プライベートや仕事で、いろんな危機にさらされた時に、腹が座って冷静に前よりもいられるようになったのは、この遊びのお陰。
クライミングやってると、
1)自分の極限と向き合う!
2)何をどこまですると物理的身体的に危険か?
3)自分はそんな時にメンタルがどうなるのか?
程度は色々だけどそんなことが体験が出来る。そういうのは他ではあまりないかと。(昔やってたダイビングも一歩間違えるとそういう部分ありましたが)
傾斜壁も苦手だし、肩甲骨もうまく動かせないし、改善すべき点は多々あるけど、これからも精進します。
ようやく本も読む気分というか余裕も出てきたので、本をパラパラ!
1冊目は「失敗の本質」という本。
旧日本軍を分析した組織論的な内容の硬めな本。
組織のあり方(デザイン)、組織の運用・遂行能力によって、その組織そのものや事業の将来が左右される。意思決定を誤ると、潜在的なリスクの増加につながり、場合によっては致命的結果を招く。
だから組織における陥りやすい失敗の傾向を知っておくだけでも、かなり違うと思うし、どんな組織の中にあっても、こういう知識は不可欠。
「山関係ないじゃん」と言われそうですが、山は一人で行くことはあまりなく、集団行動となることが多いので、組織とは無縁ではいられない。組織による正しくない判断による適切でない行動も起こりうる。
だから下界でも山でも実はサバイバルに必要な知識かと。
2冊目は、この前買った日本の岩場(下巻)。
『そのルートは、そのルートに見合った能力を身につけた者だけが、登ることを許される』
・・・という記述がある。
おっしゃる通り異議なし。
更に、ルートの難易度の説明がありました。
ルートの総合グレードの仕組みが、いまひとつわからなくて、この前プロに教えていただきましたが、やはり書面になってるとより理解が深まる。1級が易しくて数字が増えるにつれて難易度が上がる。1番難しいのが6級だ。私がいつか行ってみたいルートは、3級。
思うにたゆまぬ努力と確固たる技術とか、まだまだ精進しなくてはいけないことがあるんだなとこれ読んで思う。憧れの山への道のりは長いです。
ゴールデンウイークも後半。
ギックリ腰も薬が効いてきたのか?
はたまたストレスが原因だったのか?
何れにしても、回復傾向。
気になるのはやはり山のこと。
ずっと読む暇なくて溜まっていた新聞を開くと、
悲しい山岳事故の記事。
他人事とは思えない。
剱岳の今回の事故は雪崩によるもの。いつもお世話になっているガイドさんや山でよく一緒になる知人が、その事故を目撃!言葉が出ない。
みんなの憧れの山で、私にとっても目標の山ですが、山を登るスキルだけでなく、刻々と変化する状況を判断したり、様々な難しさが常に伴う。
妙義山は、昨年秋に行ったけど、また登りたい山の一つ。そのエリアの鎖場で滑落事故が起きてしまった。
沢も、実はそのうちやってみたいことの一つ。今回発生した事故は滑落。楽しいらしいけど、知り合いも、結構沢では怖い思いをしている。
この遊びは、いつも危険と隣り合わせ。
ゴールデンウイークの後半も、山関係の友人やいつもお世話になってるガイドさんは、山に入る。
この時期、場所により雪があったり、天候が急変したりと、色々なリスクが潜んでいる。山を愛する人達が、何事もなく、安全に山楽しめますように!