日曜日は朝5時前に目が覚めました。例によって目覚まし不要。
持参した朝食を食べ、6:30に煙草屋旅館を出発!この日は沢登り。
湯川出合まで戻り、沢装備をつけ、堰堤から入渓。時刻は7:58!
堰堤のような滝を過ぎ、まずは15mの末広がりの滝まで進む。ここは巻く!
でも手も足もあるけれど、狭くて登るのが大変。
色んな場所が結構ぬめっているので気を遣う。いくつもの滝を進むとこんな滝。
意外と登りずらい・・・。
この沢のハイライトといわれている赤茶色の岩壁の滝も、上部にハーケンが打ってあったけど、その先がぬめっていてビビりながらゆっくりジワジワと登りました。
この階段状の滝も手も足もあるけど、水の中に突っ込まないと登れない。この日は曇りで、気温も低いので、水を浴びても動いている間はいいけれど、立ち止まり待っている間は寒い!やはり真夏に登りたいところかな。ここは。
頑張って登ってきたら、稜線が見えてきた。最後はあそこにぬけるから、同行の皆様は「稜線が見えた!」と喜んでいるけれど、例によって見えてからの方が長いのだ。
二股を過ぎ、右俣へ更に進んでいくと、徐々に水量は減ってきて、
滝を流れる水も細くなってきた・・・
振り返ると沼原湿原と沼原池が見えた。結構大きな池なんですね。かなり標高上がってきたことが分かる。入渓地点は標高1,150m位だから。
最後はささやぶを抜けて、登山道に合流!時刻は13:15。長かった~!
お腹ペコペコで流石山を目指して歩く。本当なら素晴らしい雄大な景色を眺められるはずだけど、この日はガスっていて全然周りの景色が見えない。おまけに稜線は風が強くて沢の装備では寒い!
へこたれそうだったけど、つつじが心を慰めてくれました。
13:29には流石山(標高1,813m)に到着。
ここには三角点と小さなお地蔵さんがありました。誰が置いたのかな?
ここも風が強いので、その先で風をよけられそうなところで休憩!パンを食べたり、温かいものをいただいて、冷え切った身体の体温を上げることが出来た。
本当はこの後大峠を経て中ノ沢から湯川出合まで戻る予定だったけど、雨も降りそうだし、寒いからもう水に入るのはやめて一般登山道から下山しようとお願いした。ということでここで沢の装備解除!普通の靴に履き替え再び出発!
14:57大峠まで下りると、隠居倉や茶臼岳に連なる稜線が見えました。
この後は三斗小屋までの分岐までひたすら上り下りを繰り返す。途中雨が降り始め強くなる中心が折れそうだったけど、16:28に三斗小屋温泉近くの大峠分岐を通過、それから湯川出合まで歩き、17:15にデポした荷物をピックアップして、18:13にようやく車を置いた林道の入口までたどり着きました。
こんな遅い時間に登山道に着いたのは久しぶりだったけど、ケガもせず無事に歩き通せてよかった。最後は板室温泉で温まってから帰路につきました。