いつもお世話になっている登山スクールでの2013年の登り納めは、この前の奥多摩での山行でした。
クライミングの方はといえば、11月に甲府の幕岩に行ったときに、「今はまだまだでも、好きだったら続けられるし、上手になるから頑張って」と現地で知り合った人に声をかけられて以来、余計に「続けていけば、少しずつでも登れるようになるかな。」と思い、自分にはっぱをかけ、ジムに行っていました。
ちなみに、いつものジムでは、ボルダリングをしていて、そこのアウトドア・スクールもボルダリング。
そのまま、あとはいつもお世話になっているクライミング・ジムに、真面目に通って、静かに2013年は終わりにしようと思っていました。
ただ甲府の幕岩でトップロープで登ってから、「この前の自分のビレイの仕方も、微妙だったし、ロープワークも最近いつもの登山スクールではあんまりやってないし、その部分の強化も兼ねて、トップロープもやってみたいな」と思い、ジムが冬休みで、クローズになることもあり、いつもの登山スクールの同期生の友達と相談し、アルパイン系スクールのアウトドアでの講習会に参加してみることにしました。
場所は、静岡県の城ケ崎海岸。ファミリークラック・エリア。
「クラック(岩の割れ目)」という言葉が気になり、「参加しても平気かな?」と申し込み時に質問したところ、「最初にフェース(*1)っぽいのを登ってから、その後わりと登りやすいクラックをするようにしますので、平気だと思いますよ」という言葉を信じて参加することに。
12月22日(日)に、早朝新幹線に飛び乗って、現地へ向かいました。車窓からは、雪をかぶった富士山がみえました。
海辺のクライミングは、人生初。何だか不思議な感じ。現場に着くと、テーピングをして、フェースをウォーミングアップに2つほど登ってから、今度はジャミングの練習スタート。ジャミングは、「クラックの中に手や足を入れて安定させるテクニック」のこと。
3つの課題で練習しました。
登れたけど、結構手が痛いんですねえ。テーピングしてないと、おそらく大変なことになるんじゃないでしょうか。
でも、すごく難しいという感じはなくて(モチロン楽ではないですが)、比較的易しいものを選んでもらっているせいもあると思いますが、頑張れば登れました。
なので、いつもやっているボルダリングでの修行の方が、インドアもアウトドアも難しく感じました。やっぱり、いつもの稽古場は、上手い人が多いだけあって、おそらくレベルが高めに設定させていると思われます。
クラックに飽きたころ、今度は別のフェースをトライ。1勝1敗って感じ。
感想としては、今回登ったのは、手足自由なので、やっぱりいつもやってる手足限定のボルダ―の方が難しい気がする。一方で、長いルートを登っていくには、結構スタミナがいるので、登っている途中で休憩をどうしても入れちゃうのは、イケテない感じ。
そんな感想を持ちつつ、その日は終わりました。実は2日間連続の講習なので、近くの民宿に泊まり翌日に備えました。
*1:「フェース」
垂直前後の壁のこと。