山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

滋賀名物 飛び出しとび太!

今回の滋賀県を旅する間あちこちでみかけたのが、「とびだし とびた」又は「とびだしぼうや」と呼ばれる人型の看板。

元々交通安全啓発のために作成されたもの。それが現在ではいろいろなデザインや宣伝にも使われるようになっている。

f:id:gomtbytsurugi:20240501231022j:image

沖島には花をもつ姿や、漁師姿で登場。
f:id:gomtbytsurugi:20240501231024j:image

彦根市内ではすき焼き屋さんの宣伝に登場。
f:id:gomtbytsurugi:20240501231026j:image

米原ではサイクリストの恰好で登場。
f:id:gomtbytsurugi:20240501231019j:image

私が「とびた君」を知ったのは「飛んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」という映画。なんと140万体現在ではあるらしく、滋賀県の人口とほぼ同じらしい。

映画を見て以来すっかり忘れていたが、本当に人が飛び出してきそうな場所に沢山存在していて、今ではマーケテイングにも利用されているようですがとても印象に残りました。滋賀県に「とびた君」の写真撮影目的に行くだけでも、結構種類も多くて楽しいかも。

霊仙山(りょうぜんざん)カレンフェルトの岩を越えて

滋賀での3日目、みどりの日は霊仙山へ。

車で今畑の登山口へ。身支度をすませ8:52出発。

f:id:gomtbytsurugi:20240501143121j:image

いきなり急な登りで登山道は始まる。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143211j:image

くりん草が沢山咲き誇っているこの集落には、
f:id:gomtbytsurugi:20240501143218j:image

もう誰も住んでいない。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143145j:image

廃村を見たのは初めて。こういう場所が日本中増えていくのだろうか?

早く歩いても、ゆっくり歩いても急登なのは変わらない。

f:id:gomtbytsurugi:20240501143147j:image

休まずに進み、霊仙山が見えてくると、もう笹峠。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143222j:image

時刻は9:38。ここで少し水分をとり休憩。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143131j:image

その先はカレンフェルトの岩が続く長い登り。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143204j:image

でも登るにつれ、琵琶湖が見えてくる。それがご褒美。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143149j:image
新緑の山々と琵琶湖の岸辺が延々続いている。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143159j:image

この登りがしんどい他の登山者は、途中で結構休んでいる。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143154j:image

でも南側にはもう雲がかかり、この先の天気は下り坂。だから先を急ぐ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143216j:image

近江展望台に10:33に着いた頃にはもう周りがガスガスになってきた。風も強いのでウィンドブレーカーを羽織る。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143140j:image

この日最後に琵琶湖を見たのはここまで。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143157j:image

アシカみたいな岩があり、そこを通り過ぎると、
f:id:gomtbytsurugi:20240501143143j:image

またまた岩の続く道。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143202j:image

最高地点が近づくと路面が岩から土に変わった。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143138j:image

1,098mの最高点に11:15に到着。お腹が空いたので、ここでパンを食べてしばし休憩。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143117j:image

その先に進むとコケコケな地表が周りを取り囲んでいました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143119j:image

霊仙山分岐を経て、
f:id:gomtbytsurugi:20240501143124j:image

11:43霊仙山山頂といわれる場所へ到着。ここの方が標高が低いのですが、晴れれば琵琶湖や伊吹山もみえ展望が良いそうです。視界が悪くて残念だけど仕方ない。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143213j:image

三角点も確認出来た。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143152j:image

この辺りもコケで地表が覆われている。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143133j:image

ガスっているので周りの様子が分かりにくい。11:57経塚山を通過。

その後地図とGPSを確認し、道標に従ってハッキリした登山道を歩いていたのに、いつの間にかルートから外れていた。おかしいので、戻ってルートを探す。時間をロスしてしまった。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143209j:image

何とか地図とGPSのルートが重なったところに道を見つけ進んでいくと、
f:id:gomtbytsurugi:20240501143136j:image

池があった。でも地図にはないもの。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143126j:image

更に進むと12:28御池を通過。視界が悪いので注意しながら下っていく。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143206j:image

谷に下ってくると、視界もよくなり、風もやんだので五合目手前で休憩。

それから汗ふき峠を13:25に通過。
f:id:gomtbytsurugi:20240501143220j:image

谷沿いの道は細くて危ないところもあり、注意して下る。

結局13:53に落合登山口に到着し、車のある所まで戻るとちょうど13:58でした。もっとかかるかと思ったけれど、今回は2人での山行で約5時間で歩けた。6時間位かかるかと思っていたので、まあそこそこすたすた歩けたかな。

琵琶湖は途中から見えなくなってしまったけれど、3日間琵琶湖を見ながらトレイルを歩くという目的は達成出来ました。琵琶湖の周りの山々は、他にも比良山系もあるので、また機会を作って訪れてみたいと思います。

沖島周遊

琵琶湖満喫の旅2日目。沖島の宿で目を覚ます。

宿の前には広くて大きな湖の向こうに比良山系が広がっていました。

f:id:gomtbytsurugi:20240501142924j:image

朝早くから釣り人も船を出していました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142849j:image

朝食をとり、9時頃宿を出発。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142847j:image

この日はケンケン山のハイキングコース歩きと島の観光。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142816j:image

まずは島の中心部へ戻ります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142934j:image

コミュニティセンターのすぐ横に登山口の看板があるので、迷いません。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142840j:image

急な階段を上るとすぐに集落と港が眼下に。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142845j:image

昨日出発した対岸の堀切港も認識できます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142824j:image

ハイキングコースが本格的に始まる場所には立派な道標。急な山道を頑張って歩くと、お花見広場に出ます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142800j:image

西側に比良山系がくっきり見えます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142821j:image

実は今回比良山系歩きも検討したけど1日だけだともったいないので、次回に持ち越したんだよね。次に来るときには2日位かけて縦走してみたいな。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142805j:image

この先は稜線歩き。少し歩くと直ぐ次の広場に着く。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142813j:image

西側、東側と順番に島の両側の景色を楽しめます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142904j:image

のんびり眺めていたいけど、帰りの船の時間も考慮しないといけない。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142902j:image

それにしても琵琶湖って本当に大きい。水も思った以上にきれいだし。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142931j:image

はるばるやってきてよかった。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142926j:image

湖畔に下る道端にはこの日もシダの若い芽が沢山出ていました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142852j:image

下り切ると湖畔に。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142911j:image

行きの船から見えた厳島神社の鳥居の横も通ります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142909j:image

桟橋から見ると鳥居と山の中腹のお社がよくわかります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142827j:image

急な階段を上ると、鳥居・湖・そして対岸の景色が拝めます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142919j:image

この日はこの辺りを島の人たちがお掃除をしていました。島の人たちに大切にされているんですね。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142921j:image

更に進むと沖島小学校の水泳用の小さなビーチ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142818j:image

そして小学校。現在たしか17名の生徒さんがいるそうです。対岸からも船で通ってきているそうです。行きの船の中にも「船長さん、船員さんいつもありがとうございます」と書かれた絵が飾ってありました。なんだかほほえましいです。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142854j:image

島の集落のマンホールのふたには可愛らしい絵が描かれていました。

中心部から今度は島の北西方面を歩きます。ここには桜並木と千円畑という島の人が利用している畑があります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142859j:image

東側とはまた違った雰囲気です。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142914j:image

桜は湖畔に近くまで枝が伸び、桜の時期にはさぞ美しいでしょう。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142808j:image

更に歩くと沖で何かを養殖しているような仕掛けがありました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142936j:image

何を養殖しているのかな?
f:id:gomtbytsurugi:20240501142837j:image

振り返ると随分島の中心地から歩いてきたことが分かります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142755j:image

道の一番端の方まで来ると八重桜が咲いてました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142906j:image

のどかだなあ~。山を始める前から島好きだけど島はやっぱりいい!
f:id:gomtbytsurugi:20240501142803j:image

最後は興津島神社・山上神社へ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142916j:image

大きな舞台があり、集落を見渡せます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142830j:image

山上神社は更にその上にあります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142832j:image

ここからは更に集落と港が見渡せます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142842j:image

先月訪れた南伊豆と同じく狭い平らな場所に町が作られている。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142758j:image

帰りの時間も近づいてきたのですが、
f:id:gomtbytsurugi:20240501142928j:image

お腹が空いたので漁協でおうどんを食べる。

元々14時の船に乗る予定でしたが、この日は連休14時の船は満席。増便された船で堀切港に戻りました。
沖島の存在も今回来る直前まで全く知りませんでした。車のない静かな島に泊まったのはイタリアのヴェネツィア以来。朝船の音で目が覚める感覚は何とも言えませんでした。また機会があれば日帰りでもいいので、訪れたい場所です。

沖島@琵琶湖

金勝アルプスの後は沖島へ移動。琵琶湖で唯一人の住む島。

f:id:gomtbytsurugi:20240501142347j:image

GWですが時間帯のせいか、堀切港は我々しかおらず静寂に包まれていました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142334j:image

この桟橋から船に乗ります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142401j:image

17:15の便を逃してしまったので、18:30の便を待ちます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142408j:image

淡水湖とは思えない大きさ。そして漁港の雰囲気。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142406j:image

比良山系に夕日が沈んでいきます。この光景に心が洗われます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142350j:image

待っているうちに船が到着。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142427j:image

我々と数名のお客さんを乗せ、夕日に向かって船が出向します。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142356j:image

振りかって見えた堀切港は、子供の頃よく遊んだどこかの海辺の漁港を想起させます。いつかどこかで見た懐かしい光景。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142342j:image

船はあっという間に沖島へ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142344j:image

車のない静かな島です。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142404j:image

やっぱりどこかの海辺の漁村といってもわからない感じ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142425j:image

この日は島唯一の旅館湖上荘に宿泊。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142415j:image

湖畔沿いの道を進みます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142411j:image

この島の交通手段は3輪自転車。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142420j:image

その横を通りながら宿をめざします。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142340j:image
道の行き止まりにその宿はありました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142413j:image

この日の夕食は鮒ずし、
f:id:gomtbytsurugi:20240501142359j:image

モロコの南蛮漬け?
f:id:gomtbytsurugi:20240501142418j:image

フナのお刺身とコアユ
f:id:gomtbytsurugi:20240501142423j:image

煮物とお魚三昧でした!
f:id:gomtbytsurugi:20240501142337j:image

フナ寿しは思ったよりも、酸味があって食べやすく。フナのお刺身も初めて食べたけど、鮮度がよかったから美味しかった。満腹になったので、この日はお酒もほどほどに、車のない静かな島で眠りにつきました。

金勝アルプス(こんぜあるぷす)

GW最初の3日間は関西!今回は琵琶湖を見ながら山歩きがテーマ。

初日は栗東市にある金勝(こんぜ)アルプスへ。

一丈野駐車場に車を止め、9時過ぎに出発。

f:id:gomtbytsurugi:20240501142039j:image

9:36には落ヶ滝に到着。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142047j:image

そんなに大きくはないけれど日本庭園にある滝のよう。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142022j:image

何となく趣きがあります。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142029j:image

花崗岩の山肌を歩いていくと、山のふもとと湖が見えてきた。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142034j:image

10:21鶏冠山との分岐に到着。しばし休憩。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142036j:image

鶏冠山方面に進むと琵琶湖や大津の街、そして比良山系が見えてきた。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142106j:image

鶏冠山には10:50着。暑いのでここでも水飲み休憩。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142057j:image

ちなみにこの山頂には眺望はないです。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142016j:image

来た道を戻り、今度は天狗岩・耳岩方面へ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142052j:image

不思議な形の岩が続きます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142041j:image

歩いていると瑞牆山みたいな感じがする。地形が楽しいトレイルだ。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142009j:image

何がどうなってこういう地形が出来たのかな?
f:id:gomtbytsurugi:20240501142054j:image

何度見ても飽きない風景。琵琶湖の大きさがよくわかる。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142104j:image

12:21天狗岩に到着。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142012j:image

お腹空いたけど、とりあえずここに登ってみる。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142114j:image

注意しながら登っていくと、
f:id:gomtbytsurugi:20240501142007j:image

やっぱり良い景色。快晴ならばもっと素晴らしいでしょう。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142101j:image

お昼を食べてから、今度は龍王山をめざします。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142024j:image

途中茶沸観音の前を通り、更に進むと・・・
f:id:gomtbytsurugi:20240501142027j:image

龍王山。ここからは北西方面に琵琶湖が見えます。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142032j:image

琵琶湖が大きすぎて端がどこかわからない。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142059j:image

重岩にはうっすらと仏像が彫ってあるのが分かる。どうやって昔の人は岩に仏像を彫ったのでしょうか?全く見当がつきません。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142044j:image

その先を歩いていくと新名神高速道路が眼下に見えました。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142111j:image

下っていくと奈良時代とも平安初期に造られたといわれる狛坂摩崖仏。造ったのは渡来系工人らしいです。新しいテクノロジーはいつもよその国から日本にやってくる。昔は中国大陸・朝鮮半島経由だから、関西の方が文明が進んでいたことが肌で感じられる建造物。その頃関東や東北の方は都のあった関西の人から見ると訳の分からない人たちだっただろうから「征伐にいく」って感覚も分からなくもない。

摩崖仏下のぬかるみエリア、南谷林道との出合を経て、更に下ると逆さ観音がある。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142049j:image

何でも岩を切り出した時に、逆さになったとか。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142014j:image

長い林道歩きの最後にはオランダ堰堤。
f:id:gomtbytsurugi:20240501142019j:image

オランダの技師デ・レイケさんの指示により作られたものだそうです。この先はキャンプ場。数パーティがバーベキューしてGWを満喫してました。登山開始した一丈野駐車場はこのすぐ先。15:48には戻りました。
金勝アルプスは、その存在をつい最近まで知りませんでした。今回来れたのは一緒に歩いたメンバーのリクエストのお陰。花崗岩が生み出した独特の景観と琵琶湖を眺めながらの山歩きはとても楽しかった。

灯台巡り@南房総

日曜日の朝起きると曇り。雨の予報だったからラッキー!
この日は南房総を車でドライブ。海岸や灯台を見て回る。まずは海岸を散歩。対岸には三浦半島が見える。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174520j:image

歩いていくと関東大震災で隆起した地層が海岸線で確認出来た。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174505j:image

1月の能登半島地震で海岸線が隆起したニュースがあったけど、地球の力は本当に恐ろしい。房総半島には沖ノ島という島がありますが、関東大震災で2mも隆起して、今では房総半島と地続きになっているそうです。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174511j:image

ちなみにこの海岸は見物海岸というそうです。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174456j:image
投げ釣りをしている人がいました。私も子供の頃父に連れられて釣りに行ったなあ。もう何年も釣りはしていないけど、海辺で遊ぶのはやはり楽しいと思う。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174434j:image
海岸を散歩した後は、車で房総半島最南端の野島崎へ。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174444j:image

ここには野島碕灯台があります。日本初の西洋式灯台だそうです。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174442j:image

300円払うと灯台に登れ、博物館も見学できます。

f:id:gomtbytsurugi:20240423183204j:image

水平線を眺めていると時間を忘れます。海の向こうに旅に出たいな。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174447j:image

灯台のライト部分も見ることが出来ます。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174517j:image

歴史を感じる灯台の心臓部。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174514j:image

灯台の周りには遊歩道があり、房総半島最南端の碑もあります。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174450j:image

朝日と夕日の見えるベンチからの眺めはもう少し晴れていたらもっと素敵だったと思うけど、座るとずっといたくなります。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174439j:image

この後は更にドライブして、今度は洲崎の灯台へ
f:id:gomtbytsurugi:20240423174502j:image

海の安全を守る灯台を巡る旅が最近のマイブーム。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174508j:image

新潟に行った時も、伊豆半島三浦半島でも灯台に行きました。

f:id:gomtbytsurugi:20240423174436j:image

南房総をこんなに巡ったのは初めてでしたが、房総半島がこんなにいいところとは知りませんでした。また時期を変えて、秋か冬に来てみようかな。

ラピュタな山@鋸山

土曜日の朝レンタカーで房総半島へ。
久しぶりにアクアラインを使ったら浮島で激混み。1時間強で行ける場所が3時間もかかってしまった。この日はかねてより訪れてみたかった鋸山へ。浜金谷の駅近くの駐車場に車を止めて歩き出すと、駅のホームが見えた。

f:id:gomtbytsurugi:20240423174145j:image

進行方向には鋸山の岩壁が見え、過去に人工的に岩を切り出したのが遠くからでもよくわかる。結構登るな~。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174227j:image

10分もかからずに車力道の登山道を示す標識が出てきた。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174157j:image

迷子にならずにすむので助かります。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174207j:image

今回歩く道は岩を切り出して運ぶのに利用した道です。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174202j:image
重機もなかった頃に人力で岩を切り出して運ぶって、
f:id:gomtbytsurugi:20240423174124j:image

どれだけ大変だったんだろう。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174210j:image
私には無理なお仕事です。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174121j:image

登山道を歩いていくと
f:id:gomtbytsurugi:20240423174136j:image

徐々に東京湾と浜金谷の街が眼下に見えてきた。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174148j:image

切通しが見えたら、展望台との分岐。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174133j:image

一旦ここから東京湾が見える展望台へ向かう。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174151j:image

急な階段を上っていくと、
f:id:gomtbytsurugi:20240423174118j:image

三浦半島南房総(保田側)の素晴らしい景色が待ってました。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174127j:image
しばしここで水分補給。本当は鋸山の山頂まで歩きたかったけど、渋滞に巻き込まれたせいで、この後のスケジュールを考えると無理なので今回は省略。代わりに石仏や地獄のぞきへ行くことにする。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174213j:image

切通しを通っていくと、岩を切り出した跡地が池になってました。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174139j:image

誰かが放った鯉がのんびり泳いでました。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174154j:image

みればみるほどこの遺構のすごさが分かる。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174130j:image

ノミで削ったのかな?これ全部。気が遠くなりそう。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174230j:image

更に進むとまるでラピュタみたいな場所。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174221j:image

ロボット兵が今にも出てきそうだ。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174219j:image

その先は日本寺の境内。せっかくなので中に入る。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174204j:image

有名な地獄のぞきへ向かう。地獄のぞきの場所はハングになっている。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174200j:image

上から見るとこんな感じ。でも下がハングだと思うと不安な気持ちになる。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174224j:image

普通の人なら足がすくむ。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174142j:image
船が多い。ここからも浦賀水道が水上交通の要所だとわかる。
f:id:gomtbytsurugi:20240423174216j:image

本当は歩いて下山したかったけど、ホテルのチェックイン時間に間に合わせるために、ロープウェイで下山。まあ今回は景色を見るのが最優先だったからたまにはいいかな。
初めてきましたが鋸山は東京湾三浦半島・房総半島と眺めがよいので、また冬に縦走しに来ても良いかもしれません。

冬は富士山もみえるので。