滋賀での3日目、みどりの日は霊仙山へ。
車で今畑の登山口へ。身支度をすませ8:52出発。
いきなり急な登りで登山道は始まる。
くりん草が沢山咲き誇っているこの集落には、
もう誰も住んでいない。
廃村を見たのは初めて。こういう場所が日本中増えていくのだろうか?
早く歩いても、ゆっくり歩いても急登なのは変わらない。
休まずに進み、霊仙山が見えてくると、もう笹峠。
時刻は9:38。ここで少し水分をとり休憩。
その先はカレンフェルトの岩が続く長い登り。
でも登るにつれ、琵琶湖が見えてくる。それがご褒美。
新緑の山々と琵琶湖の岸辺が延々続いている。
この登りがしんどい他の登山者は、途中で結構休んでいる。
でも南側にはもう雲がかかり、この先の天気は下り坂。だから先を急ぐ。
近江展望台に10:33に着いた頃にはもう周りがガスガスになってきた。風も強いのでウィンドブレーカーを羽織る。
この日最後に琵琶湖を見たのはここまで。
アシカみたいな岩があり、そこを通り過ぎると、
またまた岩の続く道。
最高地点が近づくと路面が岩から土に変わった。
1,098mの最高点に11:15に到着。お腹が空いたので、ここでパンを食べてしばし休憩。
その先に進むとコケコケな地表が周りを取り囲んでいました。
霊仙山分岐を経て、
11:43霊仙山山頂といわれる場所へ到着。ここの方が標高が低いのですが、晴れれば琵琶湖や伊吹山もみえ展望が良いそうです。視界が悪くて残念だけど仕方ない。
三角点も確認出来た。
この辺りもコケで地表が覆われている。
ガスっているので周りの様子が分かりにくい。11:57経塚山を通過。
その後地図とGPSを確認し、道標に従ってハッキリした登山道を歩いていたのに、いつの間にかルートから外れていた。おかしいので、戻ってルートを探す。時間をロスしてしまった。
何とか地図とGPSのルートが重なったところに道を見つけ進んでいくと、
池があった。でも地図にはないもの。
更に進むと12:28御池を通過。視界が悪いので注意しながら下っていく。
谷に下ってくると、視界もよくなり、風もやんだので五合目手前で休憩。
それから汗ふき峠を13:25に通過。
谷沿いの道は細くて危ないところもあり、注意して下る。
結局13:53に落合登山口に到着し、車のある所まで戻るとちょうど13:58でした。もっとかかるかと思ったけれど、今回は2人での山行で約5時間で歩けた。6時間位かかるかと思っていたので、まあそこそこすたすた歩けたかな。
琵琶湖は途中から見えなくなってしまったけれど、3日間琵琶湖を見ながらトレイルを歩くという目的は達成出来ました。琵琶湖の周りの山々は、他にも比良山系もあるので、また機会を作って訪れてみたいと思います。