山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

金勝アルプス(こんぜあるぷす)

GW最初の3日間は関西!今回は琵琶湖を見ながら山歩きがテーマ。

初日は栗東市にある金勝(こんぜ)アルプスへ。

一丈野駐車場に車を止め、9時過ぎに出発。

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9:36には落ヶ滝に到着。
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そんなに大きくはないけれど日本庭園にある滝のよう。
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何となく趣きがあります。
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花崗岩の山肌を歩いていくと、山のふもとと湖が見えてきた。
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10:21鶏冠山との分岐に到着。しばし休憩。
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鶏冠山方面に進むと琵琶湖や大津の街、そして比良山系が見えてきた。
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鶏冠山には10:50着。暑いのでここでも水飲み休憩。
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ちなみにこの山頂には眺望はないです。
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来た道を戻り、今度は天狗岩・耳岩方面へ。
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不思議な形の岩が続きます。
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歩いていると瑞牆山みたいな感じがする。地形が楽しいトレイルだ。
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何がどうなってこういう地形が出来たのかな?
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何度見ても飽きない風景。琵琶湖の大きさがよくわかる。
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12:21天狗岩に到着。
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お腹空いたけど、とりあえずここに登ってみる。
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注意しながら登っていくと、
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やっぱり良い景色。快晴ならばもっと素晴らしいでしょう。
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お昼を食べてから、今度は龍王山をめざします。
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途中茶沸観音の前を通り、更に進むと・・・
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龍王山。ここからは北西方面に琵琶湖が見えます。
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琵琶湖が大きすぎて端がどこかわからない。
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重岩にはうっすらと仏像が彫ってあるのが分かる。どうやって昔の人は岩に仏像を彫ったのでしょうか?全く見当がつきません。
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その先を歩いていくと新名神高速道路が眼下に見えました。
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下っていくと奈良時代とも平安初期に造られたといわれる狛坂摩崖仏。造ったのは渡来系工人らしいです。新しいテクノロジーはいつもよその国から日本にやってくる。昔は中国大陸・朝鮮半島経由だから、関西の方が文明が進んでいたことが肌で感じられる建造物。その頃関東や東北の方は都のあった関西の人から見ると訳の分からない人たちだっただろうから「征伐にいく」って感覚も分からなくもない。

摩崖仏下のぬかるみエリア、南谷林道との出合を経て、更に下ると逆さ観音がある。
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何でも岩を切り出した時に、逆さになったとか。
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長い林道歩きの最後にはオランダ堰堤。
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オランダの技師デ・レイケさんの指示により作られたものだそうです。この先はキャンプ場。数パーティがバーベキューしてGWを満喫してました。登山開始した一丈野駐車場はこのすぐ先。15:48には戻りました。
金勝アルプスは、その存在をつい最近まで知りませんでした。今回来れたのは一緒に歩いたメンバーのリクエストのお陰。花崗岩が生み出した独特の景観と琵琶湖を眺めながらの山歩きはとても楽しかった。