数ヶ月前「黒部峡谷の下ノ廊下って興味ある?」と友達に聞くと、「どこの廊下?」って感じの反応。
「険しいけれど素晴らしい景色を楽しめるよ。あとウェブに写真とかあるよ」と話すと、
「行きたい〜!」と返事。
開通の時期が毎年微妙で、今年もご多分にもれず。ある方から「静かな時にテント泊で行くのが最高!」とアドバイスを受けたし、「下の方は紅葉にはまだ早いし、連休は混むからやめようかな」と思いましたが、天気予報も良さげだし、何度歩いても絶対楽しいと考え、出掛けることに決定。
ということで回顧録スタート!
<回顧録>
朝5時起床。外に出たら雨。午後から回復見込みなので、気にせず7時のスーパーあずさ1号で松本へ。
更に乗り換え、
初めての駅に到着。そこから一路バスで扇沢へ。
案の定混んでる。トローリバスで黒部ダムへ。
車体に何か変なキャラが描いてある。
くろにょん?!
このエリア、ちょっと先の白馬村に「ヴィクトワール・シュバルブラン村男III世」、立山に「らいじい」、富山には「きときとくん」と、ゆるキャラ多すぎ!
もはや差別化はムリ。
マーケティングはさておき、少し歩いて展望台に向かうと、黒部ダムが放水中!
やはりスケールが違う。大迫力。
お腹がすいたので、「そばめし」をランチに頬張りながら、「ハサイダー」という黒部ダムに通じるトンネルの破砕帯の湧水をつかったサイダーを飲んでみました。
それからダムの通路に降りていくと、更に水しぶきが激しい。
翌日歩く方向には、遠くに小さく橋が見えました。
その先の様子はガスっていて見えません。
この日の宿のロッジくろよんは、15時にならないと開かないので、ゆっくり写真とったりして向かいました。
それでも14時前に着いちゃいました。
雨はちっともやまず、むしろ激しくなってきたので、仕方なく玄関でビール飲みながら時間をつぶし、その日はその後もだらだら飲んで、18時には夕飯食べて、20時前には布団へ。
阿曽原温泉のウエブサイトの情報によれば、下ノ廊下に、雪渓のとんでもない難所がある。 「どうなることやら」と思いつつ眠りにつきました。
(つづく)