山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

室堂〜ザラ峠〜五色ヶ原〜平乃小屋

回顧録

2週間ぶりの室堂は、すっかり晩秋の雰囲気。

7:30にバスターミナルの建物から出ると全く人がいない。

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この日は、室堂から浄土山に登り、そこから龍王岳の横を過ぎ、鬼岳、獅子が岳、ザラ峠を経て、五色ヶ原を横切り、黒部ダム方面に下る。

最終目的地は平乃小屋。
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出発して直ぐ江戸時代に建てられた室堂に立ち寄り、それから浄土山に向かい徐々に高度を上げる。
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少し歩くだけで、室堂ターミナルや室堂山荘が一望できる。今シーズンは結局6回このエリアを訪れることが出来た。

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体力は全然回復しないけど、来れただけで1年前に比べたら幸せ。
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来年こそは奥大日から称名の滝へおりたい〜。
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浄土山と室堂山との分岐を過ぎると、薬師岳笠ヶ岳が見えてきた。このルートを歩くといつもガスってたので、この眺望に感無量。
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浄土山からは富山平野・白山・薬師岳・有峰湖などが一望出来る。
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南側には、立山カルデラ・五色ヶ原・笠ヶ岳f:id:gomtbytsurugi:20211013215408j:image

北東に雄山・後立山の峰々。ずっとこういう山歩きがしたかったので、とてもうれしい。

龍王岳の横を通り過ぎると、登山者がぐっと減りすれ違いもほどんどなかった。

鬼岳に向かって下ると、
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天狗山直下の紅葉が美しい。立山温泉からは湯気が上がっている。
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雄山方面を見ると、7月に登った雄山の稜線と黒部平への登山道がよく見える。
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徐々に憧れの五色ヶ原が近づいてくる。

嫌なハシゴとトラバースを過ぎ、
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登り詰めるとようやく獅子岳
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槍ヶ岳が視界に入ると、やはり雲ノ平から縦走したいなと思う。いつになるやら。
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東側を見ると、綿毛になったチングルマの向こうに黒部湖・針ノ木岳

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獅子岳からの下りはかなり急で、眼下に見える登山道との距離感が怖い。
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焦っても仕方ないので慎重に下りきると
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やっとザラ峠。見るからに危なそうな感じ。
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気づけば12時近く。ここでお昼ごはん。
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こんなところ下りてきたのか。峠は風の通り道なので、じっとしていると寒い。たまらず差湯を飲んだ。そして12:15出発。

登りはじめるとカルデラの地形がよくわかる。八ヶ岳の硫黄岳の噴火口を思い出した。
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12:33には五色ヶ原山荘との分岐を過ぎ、キャンプ場方面に向かう。
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数年前にここでテント泊をする予定でしたが果たせず。体力が戻ったらここにきてテント泊したいなあ。でも室堂からの道のりは、テント担いでだと今の私にはシビアかな。
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平乃小屋に向い下り始めると、紅葉がきれい。
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樹林帯はカラフルでずっと見ていたかったけど、のんびり歩く訳にもいかず。

相変わらず、下りはしんどかったけど、

15:21には何とか平乃小屋着!
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やっぱり飲んじゃいました。
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紅葉をながめつつ同行者とカンパーイ。
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静かな湖畔で心と体を休ませました。

またこのルート歩いてみたいな。