山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

11aの感触!

先月末ようやくインドアで、5.10dをリードで一本登れた。でも、まだまだ経験も知識も足りない。その程度で、満足している場合ではありません。

だからまた平日夜の講習継続決定!

初日は、アップ後さっそく今期の目標5.11aに挑戦!

でも「ここまでは行けるかな?!」と思ったところにも行けない。ルートの読みが浅いせいだ。ムーブも思ったように出来ない。

Elevenの壁は厚い。しょんぼり。

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続きまして、この前とは別の5.10dにトライ!

一回落ちて、それからワンテンしたけど、粘りに粘って登り切る!

ホールドが小さくても、被ってなければ上がっていける力はあるんだと実感。

これから3ヶ月間、ほんの少しでもいいから、気づきと変化を繰り返しながら、成長して、一本でもいいから11a登りたい!

高額投資案件!

ついにアイスの道具一式を揃えちゃいました。

アックスは、Cassin X-Dream!

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振り回しても軽い。ささる!

そしてアイゼンは、Blade Runner!

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こんなにとんがってます。

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この前の湯川で使ってみましたが、この2つの道具があると、性能がいいから、無敵な感じがしちゃいます。(アイスの先生のアドバイス聞いてよかった〜)

それにしても、何でブレードランナーって名前なの?80年代のハリソン・フォード主演のマニアックなSF映画のタイトルと同じ。気になる。

今回の素敵なイタリアンな道具は、山道具の中でも高額重要案件な投資でした。しばらく遊びに行ってない海外にも、近場なら行けちゃうくらいの額!

企業経営なら「ROI(投下資本収益率)はどうなの?いつ利益出せるの?」と言われそうです。

投資に見合ったリターン(結果)を出さなければと思いますが、急には上手くなりません。なので結果は短期ではなく、長期計画で出していこうと思います。(あくまでも希望ですが)

★補足情報

Cassinの道具に関する動画を発見。道具についての情報を探している方には参考になるかも。

Cassin X-Dreamの動画(英語字幕版):

youtu.be

Cassin Brade Runnerの動画(英語字幕版):

youtu.be

アイス@湯川

平日ですが、湯川でアイスクライミング

貸切です。

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こんなのとか、

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こういうのを10本登りました。本格的に、天然の氷を登ったのは、今回が初めて。

川の反対側には、こんな綺麗な氷柱も。

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湯川といえば、クライミングでクラックの練習というイメージの方が強かったのですが、クラックの練習よりも先に、アイスしに来ちゃいました。

氷の発達が、イマイチだそうですが、初心者の私でも、楽しく遊べました。赤岳鉱泉で沢山練習を事前にしたのが良かったのかな。

天然の氷を登る楽しさを体感した1日でした。

氷祭り〜!

1月最後の週末は、アイスクライミングで赤岳鉱泉へ。

美濃戸口から赤岳鉱泉まで、雪の中を歩くと、前回よりも雪が増えてました。

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綺麗な青空!

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着いたら、鉱泉は賑わってました。

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こんなゲートがあり(写真は翌日早朝撮影)、

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毎日イベント盛り沢山。

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各メーカーさんも協賛!ブースもありました。

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早速氷に取り付く!

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初日は、4本登る。アイスクライミングを始めて3回目でしたが、「フォームは、かなり理想的な形になった」と先生からお言葉をいただく。進歩してて良かった。

これは、やはり分かりやすい指導のお陰。あとは、前回の講習の後、家で結構動画見て研究してたのも良かったかも。

ますますこの遊びが、面白くなってきました。

夜は雪で冷やしたワインを、ご相伴に預かりました。

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山に行く時は、あんまり飲まないようにしてるのですが、楽しいとついつい・・・。

翌日は、「アイスクライミングでのビレイ」の講習に参加。登る事の方に目がいきやすいクライミングですが、ビレイをキチンと時間をとって学べる機会は意外と少ないので、これは良い経験でした。

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6本登ってこの日は終了。

慣れてきましたが、まだまだアイス目的で、今シーズン八ヶ岳通いつめそうです。

★おまけ

お祭りなので、イベント中は、食べ物も振舞われました。初日は、焼肉、お汁粉、甘酒・ホットワイン。翌日は豚汁。アイスの道具も、初日は各メーカーさんの商品のお試しが可能でした。そして最後は、ジャンケン大会で、各メーカーさんからの提供の商品が、次々とジャンケンで勝ち抜いた強者の手に!

関係者の皆様のお陰で、とても楽しい週末を過ごせました。興味のある方は、来年参加してみては?

 

リードで5.10d!

インドア・リード講習最終日。

この日のお題は、勿論この前の続き5.10d!

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リードで落としました。バンザーイ!

後半、足づかいが微妙で、そこはまだ改善の余地はあるけど、前半は及第点もらえました。

ホッとする。

今回登れた5.10dは、途中からスラブ。登りやすい方だと思う。

だから傾斜壁になると、まだ10dは登れない。途中で疲れちゃうから。これを克服するには、やはりスメアで壁を足で押す感覚とか、足の踏み替え、ムーブの使い方とか、継続して意識しながらの練習が必要だ。

5.11台へ地味な努力は、すごく少しずつだけど、実りつつあるようです。この 3ヶ月間無遅刻無欠席で、頑張って良かった。

でもこれで満足せず、引き続き精進します! 

5.10d

そろそろ最終回も近いインドア・リード講習。

突然ふられた課題は、5.10d!

全く心の準備出来ておらず。

その前に別の5.10bをやったけど、途中で降りてきてしまった。ダメな原因は、足さばきの不的確さによる腕のパンプ。それを指摘される。自己嫌悪・・・。

そんな状態で、2つ上のグレード課題へ。

講師曰く「その状態で登るからこそ意味がある」とのこと。異論はない。もっともだ。

「足はいいけど、手は悪いのばかり」という最近出来た課題を、ゆっくりと登る。中間部手前、ヒールかハイステップを使うべき部分がわからず、動きが止まる。右往左往して時ばかりすぎる。アドバイスを受け、ムーブは何とかこなせたが、無駄に時間をかけたので、また腕にきた。すごく難しいというよりは、ちょっとした身体の使い方の違いのせいで登れないのが、自分でも分かる。心の中のモヤモヤが晴れない。

この前に登った湯河原のシャクシャイン(5.10d)と同じ。出来そうで出来ない!

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練習相手のビレイをしながら、動きを何度も考える。

その後、講習生が出来なかった複数の課題を、講師がデモンストレーション!出来なかったムーブに自分の目は釘付けだ。

以前、師匠に言われたことを思い出す。

「いいか。登れないかもしれないけど、ムーブをイメージすることが大事なんだ。分かるか?」

心の引き締めて、もう一度5.10d挑戦。

ムーブの理解の為に、今回はトップロープで。

何とノーテンションで、あっけなく完登!

「いいよ〜!もうこれリードで出来るよ」と講師。

意識することの重要性を実感。

少しだけ上達の兆しが見えてきた。うれしい。

 

 

 

Ice screw!

「アイススクリュー」を先月八ヶ岳で初めて触りました。 

と言っても、登る時に回収しただけです。(だって素人だもん)

いつものフリークライミングで行く岩場なら、開拓者によってボルト(ハンガー)が打ってあるし、終了点も整備されていることが多い。

でもアイスはそうはいきません。アイススクリューで、ビレイポイントを作ったり、プロテクション取ったりと、やること沢山。道具は金物ばかりで体力いりますアイス!

この前八ヶ岳行った時に、サブガイドさんが、確かVスレッドの作り方を教わっていました。(面白そうだったから、横で見てたけど、寒すぎで細かいこと忘れちゃいました。あ~もったいない。) 

なので思い出すべく、ネットで検索してPETZLの「アイススクリューの使い方」の動画を発見しました。数年前に、文章と口頭での説明を聞いた時はちんぷんかんぷんだったけど、動画だとやはり分かり易いですね。

まだまだこういうものを自ら使って積極的に遊びに行くことはないし、教えてもらう必要があるけど、とりあえず知識として知っておいても無駄はないかな。

★ペツルの動画(日本語字幕付き)

みていると、動画中「道具は専門家の指導を受けてから使いましょう!」と注意勧告があります。まあこれだけ複雑な事、何度も練習しないとできませんから、当然ですねえ。それにしても氷のリードは、見れば見るほど大変そう。覚えることも、安全管理も・・・。

youtu.be